令和5年初場所前に誓う!

 横綱・照ノ富士の休場が決まった。3場所連続である。

元々の古傷、爆弾として抱えていた両膝。

10月に両膝の内視鏡手術を受けており、九州場所を全休。

今場所前にも、立ち合いの確認やぶつかり稽古をこなしていたというが、最終的には、初場所休場の結論に達した。

今場所も、横綱不在となってしまった。

寂しい、面白くない。

いや、そんなことはない。

関脇以下の台頭、充実ぶりに胸が高鳴る。

優勝争いも、先場所のような混沌としたものになるのか、あるいは(一敗ぐらいまでの)ハイレベルなものになるのか。

どんな状況・形態になろうとも、私は相撲ファンであり続けることを誓います!

錦木(伊勢ノ海)のオンとオフ

 1月8日に初日を迎える初場所。

岩手県盛岡市出身の錦木(伊勢ノ海)は西前頭5枚目に番付された。

そんな錦木、中学校からメガネをかけているようである。

画像から見る、錦木のオンとオフである。

土俵以外では眼鏡をかけていることが多い。

錦木徹也、32歳。

令和5年は、干支の如く飛躍したい年である。

好きな酒は芋焼酎と聞く。

ガンバレ、錦木↓↓↓

「綱」打ちと「網」打ち、相撲関連の激似する漢字・言い回し

 漢字の糸へんに岡、最後の1~2角が違う。

そのあと、打ちと2文字が続く。

「綱打ち」と「網打ち」

どちらも相撲に大きく関連する言葉である。

「綱打ち」は先日にもお伝えした通り、横綱昇進時と東京場所前に作られる。  
さらに訳せば、横綱土俵入りに締める化粧廻しの上につける綱を作る儀式の事を言う。

これに対して、「網打ち」は儀式や式典ではなく、れっきとした82ある相撲の決まり手のひとつである。

網打ち(あみうち)・捻り手(カテゴリー)・・・相手の差し手を両手で抱え、体を上手の方に開いて後ろへ振り切るよううにい捻り倒すこと。魚をとる投げ網の形になるためにこの名がついた。
大相撲力士名鑑より

というぐらいだから、かなり豪快かつ奇抜な技と言えようか。

ご覧あれ。

おさらい

「綱打ち」・・・横綱土俵入りに締める化粧廻しの上につける綱を作る儀式の事

「網打ち」・・・(相撲の決まり手で)相手の差し手を両手で抱え、体を上手の方に開いて後ろへ振り切るように捻り倒すこと。魚をとる投げ網の形になるためにこの名がついた。

となる。

答え合わせ終了。

初場所番付発表、高鳴る高揚感。

 26日、初場所の番付が発表された。

新と再は以下の通り

幕内
再関脇 髙安(田子ノ浦)
新小結 琴ノ若(佐渡ヶ嶽)若元春(荒汐)
再小結 明生(立浪)
再入幕 剣翔(追手風)水戸龍(錦戸)千代丸(九重) 

   湘南乃海

十両
新十両 湘南乃海(高田川)
再十両 朝乃山(高砂)白鷹山(高田川)

来場所も優勝争いに焦点をあてて考えると、やはり関脇以下の力士が中心となり、場所を盛り上げていくのではと推察する。

特に関脇から前頭4枚目までは、この「豪華版」とも言える顔ぶれである。

関脇 若隆景・豊昇龍・髙安・正代
小結 霧馬山・琴ノ若・明生・若元春
前筆 翔猿・大栄翔
前2 御嶽海・玉鷲
前3 阿炎・翠富士
前4 錦富士・佐田の海

照ノ富士は、次の場所も休場なのだろうか。
貴景勝も、失礼ながら優勝争いをグイグイ引っ張っていく姿が、正直想像しにくい。

やはり、ここ1~2年ぐらいでグンと力をつけてきたこの↑力士たちから(もちろんベテラン勢も健在だが)切磋琢磨しながらの賜杯の行方、(いい意味での)星の潰し合いは、想像しただけで胸が高鳴る。

優勝賜杯は、誰の手に。

もう12回寝ると、初場所だ。


    

白鵬の引退相撲の準備が着々と進行中

 横綱・白鵬が引退を発表して、早いもので1年以上が経つ。

来年1月28日の引退相撲に向けて、土俵入りする際に締める、不知火型の「綱打ち」が宮城野部屋で行われたようだ。

綱を作る材料は、「麻」と「晒木綿」と「銅線」
日数をかけて作った3本の綱に、部屋の力士が総出となり、締め込みに紅白のねじり鉢巻、白い手袋をはめる。
土俵隅の鉄砲柱に中央部を巻きつけ、両端を取って左撚りに練っていく。
笛や太鼓に合わせ「ひぃふぅみぃ、それいちにのさん」と威勢のいい掛け声を発し、繰り返し撚っていく。 横綱(三十五)綱打ち式より一部抜粋。

数々の大記録を打ち立てた大横綱の最後の土俵入りを今から楽しみです!

2013年に行われた綱打ち式の動画を見つけました。

この動画だとねじり鉢巻はしてませんね。
失礼しました。