誰を抜擢しようかな 2026名古屋12日目

 取組結果を振り返れば、両横綱に土(ダメダメ)ときていた。

昨日の時点で(優勝争い)単独トップだった安青錦は、関脇・琴勝峰との一戦。
立ち合いに前みつ取れず、琴勝峰が主導権。
数発突いたあと、いなして押し出し(琴勝峰)
今日の安青錦、全くいいところが見られなかった。
昨日の時点で大きな目標を成し遂げた訳だが、今日の相撲内容はよく無さすぎた。
明日は霧島、この一番を今場所の趨勢を占う大一番と位置付けていいのか。

絶好調の獅司
対戦相手の番付と力量が少しずつ上がっていく。今日は元大関・朝乃山との一番。
右差しに左おっつけの獅司、このおっつけはすぐ左上手と変わる。
がっぷり引きつけあった力比べは、獅司の下手投げに軍配。力相撲で元大関を下した。
明日は現役大関・琴櫻に挑む、勝機が訪れるか。

新十両で十両成績単独トップの嵐富士
今日は手練れの湘南乃海戦。
湘南乃海に突き放されて(間合いを図ってからの)叩き込みにバッタリ。
今日は完敗。しかし十両優勝争い単独首位のまま。
さぁ、ラスト3番。怖いもの知らず精神で乗り越えていけ!

来たぜ、安青錦の台頭 2026名古屋11日目

 日本相撲協会公式サイトの各段の成績優秀力士(幕内)最上段には安青錦の名が1敗(単独)で記載あり。

11日目にして、この高みに踊り出た。

早速、今日の対豪ノ山戦を再生してみた。
立ち合い、すぐの(申し分ない)前まわし。
間髪入れず、その左から出し投げを打って相手を崩し、寄り切った。
髷(ちょんまげ)を引っ張ったと見る向きが出ているようだが、協議の対象にはならなかった。ここにきて相撲内容も良くなっている。
それより何より、10勝に到達。大関復帰を11日目にして決めてみせた。

大の里の5敗目を確認した(熱海富士戦)
何だこれ、目も当てられない。
当たって後ずさりしたと思いきや、すぐさまの引き。
これで勝てる訳がない。3秒にも満たない相撲で負け、今場所の目指すべきものも狭まってきている。2ケタも難しいだろう。

豊昇龍は随分と琴勝峰の抵抗にあったが、左上手を取れば心強い。
投げの打ち合いを上手投げで制した。
しかし、ようやく勝ち越しリーチの7勝目、レベルが低い。

十両では、新十両の嵐富士が奮闘中。
本日11日目では、時疾風(元幕内、幕内在位11場所)の実力者を低い立ち合いから追い回して、叩き込みで這わせた。

両横綱よ、安青錦に学べ 2026名古屋10日目

 安青錦の今場所の立ち位置は、関脇に陥落・怪我明け、10勝すれば大関復帰といったところ。

完治(全快)とまでは明らかに戻っていないであろう左足の状態で、言わば「見切り発車」状態で今場所のスタートを切っている(周知の通り)

ふたを開けてみれば、4日目の義ノ富士戦で逆転負けを食らったが、それ以外は慎重に白星を重ねてきたと言えるか。

そんな中、昨日と今日の横綱戦を振り返る。

9日目 大の里戦
前半戦のバタバタ感が少しづつ消え、安青錦との取組に繋げてきた横綱であった。
もろ手突きと右肩で安青錦を一遍に土俵際まで弾き飛ばしたが、安青錦も左上手を取っていた。その左上手と左足でギリギリ残し(上手からの)逆転勝ち。
前日(8日目)の隆の勝戦ではっきりと左足を痛めた形跡を感じたが見事な逆転劇を見せてくれた。

10日目 豊昇龍戦
(豊昇龍は今場所ここまで)可もなく不可もないスタートで来ていた。
6日目・伯乃富士戦で(わずかの差ながら)逆転負け。
翌日、平戸海戦から左ひざ周辺にテーピングを施してきている。
(体の状態が)十分ではないのは、安青錦も同じ。
取組は(安青錦が)立ち合いすぐの左前みつ、頭をつけて優位に。
間髪入れずに(痛めてる)左足を軸にしての上手投げ!
横綱を(2日続けて)連破!

何が言いたいかって、安青錦だけじゃなくて、この両横綱も同じ「怪我明け」
しかし、安青錦はこの痛めてる左足に重点を置き、横綱を転がせてみせた。
(昨日にしても)左一本で土俵際を残してみせた。

両横綱よ、
(安青錦を依怙贔屓にしているつもりは決してないのだが)
ここまでの(これほどまでの)
相撲に賭ける意識と気概、執着が(安青錦と)同じくらい(負けないくらい)あるかい?
現状や肩書(それに伴う)特権に甘えてないかい?
とても、天下の横綱とは思えないのだが・・・。
しっかりせぇ!両横綱!!

記録が途絶えた日、旭富士26連勝成らず 2026名古屋9日目

 あの「史上最強の新弟子」こと旭富士の連勝記録がここで止まった。

相手は元十両(関取経験者)生田目で実力者だし、左膝の大ケガによる番付降下があったが、土俵復帰してからも各段優勝(三段目)を成し遂げたり、負け越し知らずでここまで駆け上がってきた。
生田目の実績・力量を思えば、この段階で記録がストップすることも十分に考えられたが、私自身(これといった)根拠はないが、今日負けるとは正直思わなかった。

相撲を振り返る。
生田目、もろ手突きから右にいなし、突き押し連発させてそのまま突き出し!
旭富士、されるがままでほぼ何もできなかった。

旭富士戦のあと、今日の丹治や藤天晴の取組が入ってる動画です↓↓↓

序ノ口デビューからの連勝記録、あと3勝で新記録というところでの悔しい敗戦・・・。

旭富士は部屋の方針で各段優勝決定時以外の取材対応は行われておらず(私、初めて知りました)無言で会場をあとにしたという。

たかが1敗、されど1敗

旭富士 英毅 東幕下11枚目
来場所の新十両入りも無くなった。

今日の反省点を修正し、更に強く大きくなってもらいたいものだ。

安青錦と大の里、日々復調と思いたい 2026名古屋7日目

 やっぱり若ノ勝は今日から休場。
昨日の藤凌駕戦で負けた際に負ったケガに対して、
「右大たい骨の骨挫傷で療養期間は30日ほどの見込み」と診断された。
ファンとしては待つしかない、しっかり治してほしいものだ。

今日の振り返り。
安青錦に対して藤ノ川は、大胆に八艘飛びを仕掛けてみせたが不発。
両脇が開いたところに付け込まれ寄り切って安青錦が6勝目。
積み重ねたい、今以上の白星と自信を。

もう一名再起を求めたいのは、横綱・大の里。
伯乃富士を難なく寄り切った。
腰を落とし前に出れば、鬼に金棒だと思うのだが。
言い換えれば普通にやってさえいれば勝てるはずだ。
究極に言えば、放っといても(ある程度の)勝ち星を稼げるはず。
変な引きや叩きに色気を出さないこと。
気持ちひとつ、メンタルの作用が大きいのか。

さて、霧島。
今日の琴勝峰戦の動画を見直したところ、形勢は有利だと思うのだが、慎重策を取ったのか、時間をかけて6勝目。白星(勝利)が最優先。立場・状況を思えば(今日の時点での)最善策と思いたい。

・豊昇龍、平戸海を豪快に投げた決まり手は「すくい投げ」
正にちぎっては投げた。

・ところで琴櫻、冴えないパッとしない。
思えば先場所、腰を痛めて終盤の途中休場。パリ公演では活躍を見せたそうだが、7月の本場所ではまた厳しくなってきている。ここにきて3連敗。

・雷親方二世の垣添、序ノ口で4連勝。