安青錦・霧島・玉鷲、 話題力士が好発進! 

 名古屋場所番付を上から見渡せば
我らの安青錦復活なるか
両横綱そろい踏み(さして期待できないか)
霧島、綱取りなるか??
などなどが、主だった(場所の)焦点になりますでしょうか。

今場所も当ブログをよろしくお願いいたします。

まずは安青錦。
スピード出世で駆け上がり、綱取りを目論むところまで駆け上がったが、左足のケガから一変、大関の地位まで追われ「再起戦」となった今日の初日。
平戸海に対し、事前の作戦か咄嗟の判断か、平戸海の速くて直線的な立ち合い(その圧力を逃がすような)左からの上手投げで見事に仕留めて、初日に初白星を挙げた。
左足の状態、大きな意味を持つ復帰場所などと鑑みれば、安全・慎重に勝利を掴む方法を選択したか。

こちらは左肩痛からの復帰になる大の里。
いい立ち合いだなと思った次の瞬間には自ら引いてしまい(義ノ富士を)呼び込み万事休す。大の里の「悪癖」が初日から顔を出す始末。
見通し暗い、明日はどうなる(藤ノ川戦)やばいんじゃないの??

(綱取りかかる)霧島がいい内容で白星発進。
頭で当たりつつ、右からのかち上げ(というか)ひじで藤ノ川の出足を効果的に止め、その右でなぎ倒した、好発進!

13年ぶりに十両に陥落したって腐らず前を向き続けるレジェンド・玉鷲。
初日の今日は羽出山を左のど輪で攻め立てて押し出しに破っている。
取組後の談話。
「みんな関取なんで、甘く見ない。しっかり気持ちを込めてやる。新鮮な気持ちで。初めて十両に上がっている気持ちで。こっからはい上がる気持ちで」とあった。
玉鷲一朗は、力士(人間の)お手本です!

丹治、待ったなし!!

 ついに丹治(荒汐)が自己最高位の東幕下筆頭に躍り出た。

兄・大賀(たいが・昨年3月引退)と兄弟力士で名を馳せたが、弟・純がこの名古屋で力士人生の大勝負に挑む。

知られた話だが、母がロシア出身の新体操選手。

小学校3年で相撲を始めて、アマチュアで実績を上げたのちに15歳でプロ入り。

おととし3月から今年1月までは、幕下中位を行ったり来たり。
割が組まれていたにも係わらず、寝坊して「不戦敗」となった何ともお粗末な話題を提供したのが去年の秋。師匠からも大目玉を食らったことだろう。

今年に入ってから(1月から)6勝、5勝、6勝と躍進を遂げている、何が覚醒をもたらせたのか。
更に先場所は(7人による)幕下優勝決定戦にも進出したが、1回戦で天空海(立浪)に敗退。

デビュー時からの注目と期待(話題性)を思えば、4年超のこの道のりは長かったのか短かったのか。

右差しに左前みつを取って勝機を見出す。

1発で関取の座を掴み取れ!!


旭富士が止まらない

 デビュー以来21戦負け知らず。

各段優勝もデビュー以来3場所連続。

「史上最強の新弟子」こと、旭富士 英毅は、夏場所も対戦相手達を一蹴し続けた。

加えて、今場所は(三段目)優勝決定戦でも、元十両・木竜皇を小手投げでひっくり返し、圧倒的強さを見せつけ、5月場所を締めくくった。
更に木竜皇とは、先場所も序二段優勝決定戦で戦っており、ある種の因縁対決でもあった。

「1部屋1人まで」
という協会のルールに従い、4年半にも及ぶ研修生活を強いられたが(いざプロ入りすれば)素材の良さも利となり、連勝街道驀進中。

デビューからの連勝記録保持者、常幸龍(27連勝)や板井(26連勝)といったビッグネームが打ち立てた数字がはっきりと視野に捉えてきた。

幕下上位濃厚と見られる来場所は、関取昇進がかかる場所となる。
猛者や曲者達をもひと捻りし続けるのか。

一意(十両優勝)の経歴と顔相

 十両優勝は一意 虎風(木瀬)

東十両6枚目

12勝3敗

十両の優勝争い、途中まで風賢央(押尾川)が爆進していたが、12日目以降の4連敗が響き逆転。

十両3場所目、一意とは。

小学校2年生から相撲を始めて、中学から石川県に相撲留学(出身地は大阪市港区)
その後、数々のタイトルを獲得してきた相撲エリートだ(大学は「日大」相撲部)
兄は元幕下(錣山)弟はプロボクサーという格闘一家。

一意、何と読むのかと思ったら「かずま」
下の名前(四股名)は虎風と書いて、そのまま「とらかぜ」と読む。
「一意」は自身の本名の下の名前を四股名にし、
「虎風」は友人の名前という。

学生時代から膝の大ケガに悩まされ続けた。
学生時代「左」
プロ入り直後「右」

アマチュア時代の実績から、幕下付出デビューするも(ケガの影響で)序ノ口まで番付を降下させた。
本場所出場(復帰)してからは、レベルの違いを見せて続けてきた。

今回の十両優勝は関取在位3場所目。
因みに、丸一年前はちょうど土俵復帰して序ノ口優勝を飾った頃。
現在7場所連続勝ち越し中。
突き押しに四つ相撲の両党でいけるときたもんだ。

今場所の締めとなった西ノ龍(境川)戦がこちら↓↓↓

恵まれたがたいに挟みつけて前に出る相撲を磨けば(好調時の)大の里を想起させるとまで言ったら持ち上げすぎか。
200㎏超と言われるその体重と個性漂う顔相をアドバンテージにするべし。

来場所の新入幕確実とされており、新たなステージの活躍が期待されている。

幕下優勝時の写真らしい。やってくれそうな気配が匂う↓↓↓

玉鷲、つらかったねぇ。

 玉鷲一朗

2026夏場所 西前頭13枚目

2勝13敗

41歳6ヶ月にて幕内100場所目。
休まず出場してくれるだけで、尊敬の念に堪えないのだが、間が悪いことに今場所初日前日に右足を痛めた(らしい)のが成績に響き、初日から9連敗。2連勝と巻き替えたものの、最後は4連敗で玉鷲2026夏場所の幕が閉じた。

本来なら出場も厳しい状態だったのでは。

(霧島以外の)横綱大関陣、総崩れ。
(立場)番付上、負けが込んでもその場しのぎの「休場」を選択して延命が図れる、言わば「免罪符」があるが、こちらはそうはいかない。

当ブログでも(今場所)何回か取り上げたが、右足に力が入らない(機能していないのが)見ててわかった。

今日の千秋楽も、平戸海に右差しから体を預けられ、いいところなく寄り切られた。
映し出された玉鷲の表情には何とも言えない哀愁が漂っていた。
「十両に陥落だ」と。

支度部屋では、
「今場所はいろいろありすぎた」
「腐らないように。これから立て直していきたい」
とコメント、現役続行と受け止めた。

次の名古屋場所まで、巡業はなし。
しっかりと休養にあてて、心と体の状態を取り戻してほしい。

「毎日出てるだけで敢闘賞」
大きく負け越したが、不十分な右足の状態で15日間取り切ったことを、相撲ファンからこんな形での称賛メッセージが送られている。