幕下 イケメン 注目の力士達

 前回投稿から随分と日が経ってしまった。

今度の日曜日から始まる九州場所。
どこに目を付けようか。
上位陣の概況の確認もいいが、幕下から選んでみた。

キーワードは
「イケメンホープ」
「来年の関取(十両入りに向けての)礎、土台作り」
といったところか。

竜翔 東幕下7枚目 追手風部屋

日大出身。
全国学生選手権で個人8強入りの実績から、幕下最下位格付け出しで昨年名古屋に初土俵。
そこからの道のりは、幕下上位の難関にはじき返されること3回(3勝4敗×3、このうち1回は幕下16枚目)(幕下上位)四たび登場の11月場所となる。
左四つ 寄り 上手投げを強みに十両入りへの足場を固めることができるか。
・尾上親方のおい
・元十両竜虎(5年前に引退)を兄に持つ相撲一家。
現在、追手風部屋(番付順で)5番目に位置する。
186㎝
125㎏

大森 東幕下11枚目 追手風部屋

金沢学院大学出身。(先日、結婚を発表した炎鵬も同校卒業)
上述の竜翔同様、アマチュア全国レベルでの抜群の実績あり。
元小結遠藤の北陣親方が、同郷であり高校の後輩に当たるこの逸材をスカウトして追手風部屋に入門(幕下付出デビューで)プロ4場所目を迎える。
憧れの力士は北陣親方と大横綱・千代の富士(動画を繰り返し見てはいろいろ参考に)しているとか。
185㎝
119㎏

この同部屋の2人。
まだ線が細い「軽量」の部類に入るが、3名を数える関取、幕下以下(他にも)アマチュア出身が所属しており、充実した稽古を積み重ね、次への扉を開きたいところだ。
番付から言って「幕下優勝」したら、一発で新十両(関取)入りとなるがどうなるか。

米沢龍 東幕下24枚目 境川部屋

日大柔道部中退、相撲経験ゼロ。
そんなこと意に介さず、序ノ口から這い上がり、わずか2年半でこの位置(自己最高位)を射止めている。何より話題に上がるのがその容姿(見た目)フィリピン人の母親を持つ稀に見る「イケメン力士」
所属する境川部屋は、平戸海と佐田の海の2名の関取を有する24人の力士が在籍する大所帯。場所前の調整度合いはいかがなものか。
苦難も予想されるが、次なるステップ「幕下上位」の座を勝ち取りたい。
190㎝
136㎏



個性派集団・式秀から 黎大丸引退

 更に日が経ったが引退力士から。

(誤解を恐れずに言うならば)
角界の反逆異端児集団・式秀軍団の一角、黎大丸も秋場所限りで引退。

黎大丸 高信 (れおんまる たかのぶ)

最高位・西三段目74枚目(唯一の三段目力士の場所も蜂窩織炎による全休、おととし名古屋)
力士在位・55場所(丸9年と1場所)

力士としては(失礼ながら)凡庸な成績(実績)に終わっている。

しかし、各段(序ノ口)優勝まであと一歩のところ(勝てば優勝)というところまで経験。
時は3年前の夏場所、相手は日大相撲部から入門してきた春山(尾上・現在も幕下で活躍中)と対戦も残念ながら念願の優勝には届かず。

両ひざ靱帯断裂の大けがにより引退を決意、まだ27歳という若さ。
満足に相撲が取れないのだろうか。

この黎大丸の引退により、式秀部屋の力士数は8名となった。
改めて四股名(顔ぶれ)を見渡せば、まだまだ何とも独創的な珍名力士(キャラクター)が揃っている。

さて、今後の黎大丸は
「16歳で入ったので、社会に出ていろんなことをやってみたい。やりたいことを探したいです」とか。

黎大丸の四股名は、本名の「高信 黎大」の下の名前から取ったそうで
「黎明(れいめい)期という言葉があるように、暗いところから明るいところへ出るという意味があります。外国でも誰でも呼びやすいように、どこでも通用するようにと、親が付けてくれました。気に入っています」とのこと。

これからは明るい未来が待っている。


朝阪神、ご苦労様でした

 日にちが経ったが、引退力士から。

プロ野球 セ・リーグ 阪神タイガースは、球団史上初となるセ・リーグ連覇(2年連続・通算12回目)を達成したのが、今月3日の話。

我らの相撲界でも、熱烈な阪神ファンとされる「朝阪神(高砂部屋)」が残念ながら先場所(秋場所)限りでの引退を発表している。

タイガースファンが高じて、2018年春場所に改名。

朝阪神虎吉(あさはんしん とらきち)

高砂部屋所属を意味する「朝」の字が入っているからいいのだが、この四股名(フルネーム)で読み直せば「所属部屋が違うんじゃないか」と疑念が生じる、紛れもなく「式秀臭」がするからだ。

・2022年初場所、力士生活唯一の各段優勝を記録している(序二段優勝)
・最高位は西三段目24枚目(2023年初場所)
・10年半の土俵人生で記録上は無休
この辺りが主だった実績か。

・少年時代は阪神で「鉄人」と呼ばれた金本知憲氏の大ファン
・金本氏が阪神を去って以降は、同級生の森下翔太選手を応援してきた。
森下は24年1月のオフに高砂部屋に体験入門した縁もある。
・(コロナ禍前には)勝ち越した際に部屋の千秋楽パーティーで六甲おろしを歌うのが定番だった。
この辺りが阪神絡みのエピソードか。

今度の水曜日から始まるCSファイナルステージを前に朝阪神は
「日本一を目指してほしい。パ・リーグが強すぎるので難しいかもしれないけれど」と愛するタイガースにエールを送っている。

今後は都内の鉄板焼き屋で働くそうだ、将来的には独立を視野に入れているのか。
10年半に及ぶつらく厳しい力士生活(修業)に耐えてきた。
今後一層の活躍を祈念したい。

輝、再入幕ならず

 高田川部屋関取3人衆のNo.3に位置付けられてた輝(秋場所番付から)

当ブログでも、その活躍ぶりをかいつまんでご紹介させていただいた。

初日から無傷の10連勝。十両優勝争いでも突っ走っていたが、11日目に初黒星。
翌12日目に勝って、11勝1敗で迎えた13日目に悪夢が起きた。
生田目(二子山)に敗れたが(取組途中に)両者の頭が数回当たり、輝は眉間の辺りから大量の出血。相撲は突き落としで負けた(輝、2敗)

翌日(14日目・玉鷲戦)になったら、患部に大きなガーゼっぽいもの?をつけて登場した輝だったがあえなく敗退。
千秋楽・北の若戦、対戦相手を追い詰めるも、押し倒しによる逆転負け。

4敗に後退し優勝決定巴戦になるも、初戦でまたもや北の若に突き落とされ、十両優勝を逃した。
あの流血騒動により、視界が十分ではなかったか。
少なくともベストの状態ではなかってであろう。

輝 大士 東十両11枚目 11勝4敗

という2026秋場所の最終成績に終わった。

十両優勝もなくなり、11場所ぶりの再入幕も白紙になった。

輝 本人のコメント。

「自分自身10連勝したのも初めてですし、いろいろ収穫のある場所にもなりましたし、最後は死ぬほど悔しい思いもしました。真っ向勝負で前に出るしかないので、その相撲で見てくれる人の元気が出るような相撲を取っていけたらと思います」とあった。

湘南乃海、竜電らと競い合って、高田川部屋を大いに盛り上げてほしい。

碇潟に吉報届かず

 ご存知、藤ノ川・弟こと、碇潟(伊勢ノ海)

9月秋場所は西幕下4枚目(自己最高位)で4勝3敗に終わる。

場所直後の番付編成会議の場で、新十両として残念ながら「碇潟」の名前は上がらなかった。
つまり「幕下続行」が決定したわけだ。

また試練の場が続く。

悔しい思いをたくさんして、自分を磨けばいい、強くなればいい。

「高校生初の付け出しデビュー」を売りに初土俵を三段目付出で踏んだのは去年初場所。
以降、力士として11場所を数え、50勝27敗。順風満帆な方である。

(ほとんどの力士が経験する)幕下上位という壁での苦労、浮き沈み。

今は、これから先へ大きく飛躍するために、実力(相撲スキル)を蓄える期間と位置付けよう、歯を食いしばろう。

来場所は東か西の筆頭に「碇潟」の四股名があるはずだ。