結局12勝の幕内優勝で終わりました 2026秋場所千秋楽

 最後に決めたのは、大の里。
安青錦の逆転優勝成らず。
大の里のもろ手突きがのど元に炸裂し、安青錦の左を封じた。その手を緩めず、大関のトレードマークと言える低い姿勢を阻止。そのまま突き出した。
まぁ、普通に取れば(変に考えすぎず、迷いなく前に出て圧力かければ)白星を重ねることができると思うのだが、今場所も相撲内容のムラが大きく感じた。今回の優勝を自信に変えて、ムラやブレの幅を少しでも矯正してもらいたい。
一方の安青錦、この秋場所もベストは状態ではなかったと思うが、8連勝で相星決戦に持ち込んだのは称賛に値する、さすが。来場所以降も優勝争い、いや大の里と双璧をなす存在として頑張り続けてほしい。

角界の風雲児・藤ノ川は、今場所大関取りも期待された熱海富士との一番。
猛進して熱海富士に当たってもろ差しに。しかし熱海富士に強烈に挟み付けられて一気に土俵際まで後退したが、右からのすくい投げで大逆転。敢闘賞受賞に花を添えた。
スピード感あふれる相撲、体格差を怖れず立ち向かっていく闘争心、そして若さ。
これらを活かして、来場所以降の活躍も期待したい。
熱海富士、終盤に大失速。単調に突っ込むだけじゃダメ。自身の型を向上させてほしい。
日頃の稽古もその辺を意識して取り組めば違ってくるのでは。

綱取りがかかった霧島も、角番がちらつくところまで成績が低迷するとは思わなかった。
今日の琴櫻戦では、立ち合いすぐの左上手(十分ではないが)霧島。じっくり引きつけて寄り切った。
霧島も調子にムラがあり、勝てる相撲を落としたりが散見していて、もうちょっと丁寧に取れば結果が違ったかなと思わせる時もあり。
せっかくの綱取りムードもまたゼロからのスタートになった。

遅咲きの大輪・美ノ海、今場所の総仕上げとなった大栄翔との一戦。
大栄翔の突っ張りにはね上げられたが、その大栄翔が引きにより自滅。それに乗じて押し出し。2度目の敢闘賞を2ケタ10勝で堂々と受賞した。

・朝乃山、義ノ富士に寄り倒され40場所ぶりの三賞受賞がふいに。
・宇良、翔猿との変則相撲対決を制し、10勝目。
・錦木「幕下落ちても部屋の仕事やる。藤ノ川の付け人もやる」と早くも宣言。6勝9敗で十両残留へ微妙な情勢
・三段目ペラ月狼(朝日山)千秋楽を白星で締めた5勝目。

今年の秋場所も12勝3敗で終わってしまった。寂しく、虚しい。

今場所もありがとうございました。

横綱が連敗で相星決戦へ 2026秋場所14日目

 結び。
右差しから一気に勝負に出た大の里。
琴櫻には残る足(余力)があった。いなされ、突き落とされてあっさり3敗に後退した大の里。
何でここまで焦るのか、一気に攻め立てなくても、二の矢三の矢と心と体に準備(シュミレーション)をしていたはずだが・・・。やっぱり絶対的な自信のなさがそうさせるのか。
最終盤で痛すぎる連敗。明日の千秋楽・安青錦戦は3敗同士の相星決戦で迎える。

対抗馬・安青錦
結び前に組まれた対霧島戦。
立ち合いすぐに頭をつけて自身の型に持ち込む安青錦。
しびれを切らせたのか霧島、すくい投げで仕掛けたところを寄り倒した(安青錦)土俵際はややもつれたか。
主導権は安青錦だったし、最後まで自らの相撲だったか。
霧島は現有の勢力の中、できうる限りのことはしたと思うのだが、あれが精一杯だったか。
綱取りから一転、勝ち越しをかけて明日は琴櫻と。

ここにきて優勝争いに食い込んできた朝乃山。
今日は風雲児・藤ノ川との好取組。
お互いに左の強烈なおっつけから、体を寄せ付けて強引に前へ出たのは朝乃山。
対して余力少しありの藤ノ川。決まり手は藤ノ川の突き落とし。
朝乃山は上体が伸びきった感があったか。
相撲以前に世代が違うとも言える両雄が「好取組」と位置付けできる状況で取組が組まれたことを感謝したい。
藤ノ川にもいい将来があって、朝乃山もどこまで再浮上劇を見せてくれるかという楽しみがある。

熱海富士、4連敗と意気消沈。
すぐに前みつを十分に取られた状態で勝負をつけようとしたのか?
最後は狼雅が前に出ながらの上手投げ。
リセットして来場所に臨む。その前に明日の藤ノ川戦に勝って今後につなげたい。

・藤ノ川弟の碇潟、十両の土俵で勝ち越し決める!
・元幕内・矢後、現役最重量(252㎏)の出羽ノ城が引退を表明。

引退を決めた矢後↓↓↓

衝撃!霧島が大の里を負かした 2026秋場所13日目

 今場所の両者の状態、星勘定などを鑑みれば、起きた現実は「番狂わせ」と当てはめることができるか。
結びの一番、大の里ー霧島は下手投げで制した。
霧島が左上手、大の里が右上手を起点に、霧島が寄る。続いて投げで崩しにいったが、大の里逆に引きつけて寄った。土俵際の攻防は霧島の下手投げが勝敗を分けた。
(何回か動画を見直したが)やはり焦り、勝ち急いだ感が見て取れた大の里。
勝てたであろう(失礼ながら)相手に喫した黒星は痛い2敗目。
一方の霧島は今場所「綱取り」とも位置付けられていたが、終盤にこういった形で注目を集めるとは予想だにしなかった。

安青錦は大関対決で琴櫻と。
差し合い交錯ののちに安青錦、左に体を開きながら肩透かしを炸裂。
7連勝で勝ち星を2ケタにのせてきた。トップを走る大の里にピタリと1差で追走中。

美ノ海ー藤ノ川も実に興味深い取組だった。
激しい突っ張り合いのあと、美ノ海が機を見て勇んで突っこんでいき、ブルドーザーのように押し出した。
互いに4敗になり、優勝戦線から後退しているが、秋場所を盛り上げ続ける両雄である。

熱海富士に朝乃山は、左前みつを取った朝乃山のワンマンショーだった。
押せ押せの勢いで、熱海富士の上体を上げ、万全の寄り切り。見事な完封劇。
元大関の底力を見せている朝乃山、明日(千秋楽)は誰と対戦?
捨てきれない可能性がなくもない。

・十両の輝、2敗に後退。目(眉間の辺りの)出血が気になる。
・勝てば三段目優勝だった納谷。残念にも負けてしまい(三段目)優勝逃す。

潰し合い3戦+藤ノ川 2026秋場所12日目

 今日もいけたのでいきます。
すみません。

やっぱり大の里が信じられない。
3敗の熱海富士を迎えた好取組(潰し合い・1)
当たってすぐに圧力を感じたのか、取った下手を掴みながら呼び込む形に。
決まり手「下手出し投げ」は、危険と強引さが伴うものだった。
明日は霧島戦らしいが、いつ綻びが生じてもおかしくないと思う。
星の差「2」はあってないようなもの、どうでしょうか。
熱海富士4敗。ここ3場所合計で33勝に満たない星勘定になった。

躍動が止まらない、藤ノ川。
(霧島に)かち上げられたって、なんのその。気後れせずに突き返す。
次に放たれたいなしがタイミング抜群。罠にはまった霧島。後ろ向きになり、腕を手繰って打開を図ろうも、そんなのも全部丸ごとひっくるめて東方に押し倒した。
気合いが違う、意気込みが違う。もちろん藤ノ川。

安青錦と金峰山、初顔の3敗対決(潰し合い・2)
安青錦の左前みつは(立ち合い)当たった瞬間のものか。そのまま出し投げ打って頭をつけて寄り切り。金峰山のもろ手突きを未遂に終わらせた。

十分ではないであろう左足の状態を案じているのか、68代横綱・朝昇龍氏から海を越えたモンゴルより温かくも心強いメッセージが送られたようだ、次の通り。
安青錦 新大君へ
下半身硬すぎる。ストレッチすることもちろんやってると思うか。足首が痛いのわかる。すり足相撲目指せ。こんな体制で長い相撲とらない。がんばれ。

明日は大関対決・琴櫻戦。

元大関・朝乃山に33歳で花咲く美ノ海の3敗対決(潰し合い・3)
立ち合いすぐに左をいい位置に取った美ノ海。
しかし朝乃山も負けちゃいない。右をこじ入れながら美の左を切った(この辺りに元大関の技巧が見て取れた)さらに肩越しまで右をねじ込んで、美ノ海をバンザイさせた。胸を合わせて万全の寄り切り。
まだまだ捨てたものではない、その名を3敗力士として存在させている。
13日目の明日は熱海富士と。

・栃丸と安大翔、共に勝って4勝2敗。
左・栃丸と右・安大翔↓↓↓見分けがつかない(一部ファンの間で有名)

横綱の地力 2026秋場所11日目

 「大安時代(だいあんじだい)」なんて造語が急に思いついた。
文字通り、大の里と安青錦でこれからの相撲界を引っ張ってほしいという願いから。
それだけの期待を込めている。
いかがなものか??

その2強の振り返りから。

大の里

今日の大一番と位置付けた藤ノ川戦。対戦成績は(大の里から見た)2戦2敗。
その一番。
強い当たりに右差しで藤ノ川の左をはね上げる。続けて前に出て、自ら巨大な岩と化して、曲者を封じた。
(優勝争い)2位グループと星の差「2」となっている。
それでも私はただただ悪癖が出ないようにと祈る気持ちだ。

安青錦

隆の勝の張り手とのど輪をもらっていたが、冷静さは失っていなかった。
腰を落としたままで機をうかがいながら押し出し。5連勝で勝ち越した。
相撲(スタイル)が崩れない。大の里のを追走できるのは、やっぱりこの男か。

霧島

今場所後の綱取りはご破算。
昨日までの戦いっぷりから、どうにも悲観的な展開予想しかできなかったが、それを見事に打ち破ってくれた。右差し左上手から決死の寄り。
明日は藤ノ川戦を控える霧島。今日のようなモチベーションで挑めるか。

・美ノ海の頭突きが命中、押し倒して勝ち越し!
・輝の連勝、10でストップ!
・話題のハーフ力士・丹治、勝ち越し!
・(幕下)夢之富士、夢へと向かう6連勝!

~お知らせ~
明日以降の更新は、都合により、早くても1日遅れ、場合によっては更新できない日も出てくるかと思われます。ご了承ください。