両横綱にひやひや 2026名古屋3日目

 霧島が良い。
手と足が連動している。それによって、完全に豪ノ山の反撃を遮断した。
先場所(豪ノ山に)負けたなんて、なんのその。
綱取りに向けて3連勝。こんな時こそ足元を見つめ直したい、明日は隆の勝。

横綱・大の里。
負けるほど外野はうるさい、自分自身を見失う。
しかし(今日は)隆の勝ののど輪にのけぞらされたが、左にいなし、右差しに圧力を加えて押し出し。ひとつの大きな山を越えた。
肩にかかった重たすぎる荷を下したかのように、繰り返し一息ついた姿が印象的。
ひとつずつ取り戻していこう、それは白星を重ねることである。

風雲児(言い過ぎか)藤ノ川は豊昇龍に挑戦。
(豊昇龍)かち上げにスピードと圧力が加わり、すぐさま土俵際に追い詰めた。
九分九厘(横綱が)勝ったと思われたが、藤ノ川の強靭な足腰で逆転。右足だけで残し、突き落としで2日連続金星獲得成る。
2場所連続の東前頭筆頭、初日から横綱大関連戦も大健闘を続ける21歳。
目が離せない存在なのは、言うまでもない。

・安青錦、頭をつけて(伯乃富士の)上体おこし、体を預けて寄り切った(従来の形)伯乃富士、何もできず。
・若ノ勝、みなぎる闘志で3連勝!
・新入幕の一意、巨体を生かして2連勝!
・大関琴櫻、無様な負けっぷりで醜態をさらしている。

大の里、厳しいかも…。 2026名古屋2日目

 大の里、連敗と知った。
やっぱり衝撃度が違う。
今日はこの横綱の振り返りから。

大の里、もろ手突きから(ぶちかまして)吹っ飛ばした。
委細構わず前に出た大の里、それに対して藤ノ川は左に回りこむ。
横綱、それについていけない。体は伸びきり、足もついていけず。
土俵際での突き落としが決まり、大の里連敗。
今日は引き技が無かったから良かったけど、初白星に向けての焦りが裏目に出た形。
まずは慎重に初白星を掴み取りたいところだ。

大関復帰へ向けて一日一番、2日目の安青錦。
低い姿勢で攻め立てるが、美ノ海もいなすなど抵抗。しかし主導権は安青錦。
常に前へ出て距離を潰した安青錦が寄り切った。
この調子、慎重に丁寧に勝ち星を積み重ねたい。

霧島、横綱へ向けて2日目。
有効な左差しで王鵬を後退させる。その左でおっつけてもろ差しに。
最後はすくい投げで王鵬を土俵に這わせた。
2日目までの出だしは良い。

・若ノ勝、元大関朝乃山に堂々とした勝ちっぷり(戦いっぷり)2連勝!
・森麗に潮来桜と輝の里、2026年名古屋場所を全員黒星スタート!

安青錦・霧島・玉鷲、 話題力士が好発進! 

 名古屋場所番付を上から見渡せば
我らの安青錦復活なるか
両横綱そろい踏み(さして期待できないか)
霧島、綱取りなるか??
などなどが、主だった(場所の)焦点になりますでしょうか。

今場所も当ブログをよろしくお願いいたします。

まずは安青錦。
スピード出世で駆け上がり、綱取りを目論むところまで駆け上がったが、左足のケガから一変、大関の地位まで追われ「再起戦」となった今日の初日。
平戸海に対し、事前の作戦か咄嗟の判断か、平戸海の速くて直線的な立ち合い(その圧力を逃がすような)左からの上手投げで見事に仕留めて、初日に初白星を挙げた。
左足の状態、大きな意味を持つ復帰場所などと鑑みれば、安全・慎重に勝利を掴む方法を選択したか。

こちらは左肩痛からの復帰になる大の里。
いい立ち合いだなと思った次の瞬間には自ら引いてしまい(義ノ富士を)呼び込み万事休す。大の里の「悪癖」が初日から顔を出す始末。
見通し暗い、明日はどうなる(藤ノ川戦)やばいんじゃないの??

(綱取りかかる)霧島がいい内容で白星発進。
頭で当たりつつ、右からのかち上げ(というか)ひじで藤ノ川の出足を効果的に止め、その右でなぎ倒した、好発進!

13年ぶりに十両に陥落したって腐らず前を向き続けるレジェンド・玉鷲。
初日の今日は羽出山を左のど輪で攻め立てて押し出しに破っている。
取組後の談話。
「みんな関取なんで、甘く見ない。しっかり気持ちを込めてやる。新鮮な気持ちで。初めて十両に上がっている気持ちで。こっからはい上がる気持ちで」とあった。
玉鷲一朗は、力士(人間の)お手本です!

丹治、待ったなし!!

 ついに丹治(荒汐)が自己最高位の東幕下筆頭に躍り出た。

兄・大賀(たいが・昨年3月引退)と兄弟力士で名を馳せたが、弟・純がこの名古屋で力士人生の大勝負に挑む。

知られた話だが、母がロシア出身の新体操選手。

小学校3年で相撲を始めて、アマチュアで実績を上げたのちに15歳でプロ入り。

おととし3月から今年1月までは、幕下中位を行ったり来たり。
割が組まれていたにも係わらず、寝坊して「不戦敗」となった何ともお粗末な話題を提供したのが去年の秋。師匠からも大目玉を食らったことだろう。

今年に入ってから(1月から)6勝、5勝、6勝と躍進を遂げている、何が覚醒をもたらせたのか。
更に先場所は(7人による)幕下優勝決定戦にも進出したが、1回戦で天空海(立浪)に敗退。

デビュー時からの注目と期待(話題性)を思えば、4年超のこの道のりは長かったのか短かったのか。

右差しに左前みつを取って勝機を見出す。

1発で関取の座を掴み取れ!!


旭富士が止まらない

 デビュー以来21戦負け知らず。

各段優勝もデビュー以来3場所連続。

「史上最強の新弟子」こと、旭富士 英毅は、夏場所も対戦相手達を一蹴し続けた。

加えて、今場所は(三段目)優勝決定戦でも、元十両・木竜皇を小手投げでひっくり返し、圧倒的強さを見せつけ、5月場所を締めくくった。
更に木竜皇とは、先場所も序二段優勝決定戦で戦っており、ある種の因縁対決でもあった。

「1部屋1人まで」
という協会のルールに従い、4年半にも及ぶ研修生活を強いられたが(いざプロ入りすれば)素材の良さも利となり、連勝街道驀進中。

デビューからの連勝記録保持者、常幸龍(27連勝)や板井(26連勝)といったビッグネームが打ち立てた数字がはっきりと視野に捉えてきた。

幕下上位濃厚と見られる来場所は、関取昇進がかかる場所となる。
猛者や曲者達をもひと捻りし続けるのか。