本命・安青錦に土、大の里も・・・ 2026春場所2日日

 綱取りに今場所(優勝争い)本命の安青錦が敗れた一報に度肝を抜かれて、横綱・大の里が連敗した事実にやるせない気持ちになった。振り返る。

安青錦が突いて起こす。
スパッと右を差し(下手を引くも)義ノ富士も同時に左上手を取る。
強引気味にも引き付けて投げで崩し寄り倒した(義ノ富士)
両者の対戦成績(相性的にも)あまりよくなかったかもしれないが、そんなこと言ってられない。ここ(2日目)で負ける安青錦を見たくなかったが、今後にどう影響するか(もちろんプラスに転じてほしい)

大の里
脆くも崩れた昨日(初日)から立て直せるか、熱海富士戦だったが・・・。
当たってすぐに右四つとなったが、左が機能しない横綱。
一方、熱海富士は左上手も十分でこれ以上ない形で寄り切った。
本来の相撲が取れない大の里、つらい。

・ご当所で意気上がる豪ノ山、会心の相撲で2連勝。
・新入幕・藤凌駕、上体をフルに活かした圧力で初白星。
・再起2場所目・生田目、西三段目3枚目で初日(1勝目)を挙げている

春場所に芽吹く藤島勢 2026春場所初日

 今場所も当ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

今年の3月春場所は新入幕と新十両に合わせて4名が誕生。
そのうち、3名が藤島部屋所属である。

初日の今日は、この3名の相撲を中心に振り返ろうと思う。

まずは、丸5年かけての新入幕。
一時は十両昇進後、左膝のけがにより三段目26枚目まで番付を下げながら、ここまで這い上がってきた藤青雲が、元大関・朝乃山との一番。
低い姿勢で朝乃山の右差しをおっつけで封じる藤青雲。
次の瞬間、朝乃山が簡単に引いたところを一気につけ込んだ。
明日以降に弾みをつけるいい出だしにしてほしい。

次はもう一人の新入幕、学生4冠を引っ提げて1年前の春場所に幕下デビュー。
十両を2場所で通過して、幕内に駆け上がってきた藤凌駕。
対戦相手は、幕内優勝決定戦に出場経験のある・金峰山。
金峰山の絡みつくようなのど輪(突き押し)にもめげずに前へ出る藤凌駕だったが、やり過ごすことができなかった。
相撲内容は全く悪くなかったので、今後もこの姿勢・スタイルを続けるべきだ。

新十両・福崎改め藤天晴(ふじてんせい)
藤凌駕と同期入門。2場所遅れての新十両。
それにしたって順調に上がってきた。本当の出世争いはこれからである。
こちらは高卒出身の19歳。風賢央との初日を迎えた。
風賢央の突き押しに後退したが(藤天晴)相手の動きをよく見てはたき込みで初日白星発進している。

弥生3月。
浪速の春に、藤島勢が新風を吹き込む!

・綱取りかかる安青錦、若元春の変化を問題にせず、平常運転で寄り切り。
・大の里、初日から悪癖を露呈。今後に不安を残す黒星スタート。
・豊昇龍、熱海富士の投げを屈しそうになるもその強引さにつけこみ、寄り切った。多少時間を要した。
・琴櫻、要注意力士・義ノ富士を上手投げに仕留めたが、途中、応戦にあい、若干手を焼いたか。

天を仰いで何を想ったか、炎鵬友哉

 今年初場所前での炎鵬の状況及び背景を整理。

頚部椎間板ヘルニアによる長期休場(途中休場も含めて7場所)から最大で西序ノ口13枚目まで番付降下。そこから45勝15敗3休と再浮上してきた。
迎えた初場所は東幕下11枚目。
7戦全勝を挙げれば、念願の関取復帰を果たすところ。

場所が始まった。
6連勝と星を伸ばした炎鵬(この連勝には元関取が大辻、栃丸の2名含む)
あと1つ勝てば、7勝で十両返り咲きが確約される。

その7番相撲。
再十両と幕下優勝を賭けて、延原(二子山・東54枚目)と激突も、浴びせ倒しに敗れ念願達成ならず。その相撲がこちら↓↓

低くもぐり、勝機を模索。
延原の圧力に負けじと、左からのすくい投げを試みるも潰された感じ。

ここからが強く印象的。
しばらく天を仰ぎ、無念さを嚙み締めた炎鵬。
医師の制止を拒んでも、つらかったここまでの道のりが報われなかった切なさの表れか。
「まぁ、言い表せないですね」とこの時の心情を振り返ったという。

春場所での関取復帰はなくなった。
「この悔しさがあればもっと強くなれると思うので、来場所に向けてまた頑張りたいと思います」と気持ちを切り替えて、自らに言い聞かすようにコメントを残したという。

新たなる炎鵬伝説の始まりまで、どこまでも温かく見守りたい。

安青錦、2敗のともしびを守り続ける 2026初場所11日目

 終盤に入りました、11日目。
精度を高めてきたか、安青錦。今日は星勘定二の次に今場所の活躍・存在感が感じられる伯乃富士。
安青錦、立ち合いすぐの左差し。引きつけて投げを打つと同時に(伯乃富士の)左膝が入り、カクンと崩れ落ちた。下手投げと発表されている。

安青錦、取組後の談話。
「まだこれから長い。気を引き締めて一日一番いきたい」と語ったという。
本当の勝負はこれから先、本人がそのことを誰よりもわかっている。明日は熱海富士。

大の里
霧島を迎えての11日目。対戦成績上では、負けたことのない相手とはいえ、3連敗中で肩の状態が思わしくないとあれば、なんて邪推が頭をよぎったが。大の里が右差しからの一気の攻めで寄り切っている。
大の里の火事場の・・・と取るか、霧島の不甲斐なさと取るか。

炎鵬の悲劇的な力士人生はまだ続くのか。
5連勝同士の対決、栃丸戦で渡し込みに破った際、土俵下で左膝を打ちつけたらしい。しばらく足を引きずっていたとか、どうしてこうも災難が続くのか。7番相撲の出場の可否は。

・豊昇龍の勝ちを動画で確認したら、土俵際での薄氷を踏むもの「勝ち負けを気にせず楽しくやりたいという気持ちでやっている」とコメントがあったとか「?」疑問符が拭えない。
・熱海富士、藤ノ川に体格差で圧勝、2敗守る。
・森麗と潮来桜、共に敗れて6連敗。

琴櫻に大関を見た 2026初場所10日目

 大の里、今日も敗れて3連敗と知った。
(負傷もあるが)肩書き相応の相撲が取れてるとはとても言い難い。
土俵際のもつれで取り直しとなった。
その一番。一気に決着をつけようと前に出たが、熱海富士慌てた様子もなく左に回る。
大の里に残る足と体勢がなかった。
私見を述べるならば、なぜここまで決断を引き延ばすのかわからない。

一敗の霧島、ここから好成績が本物か一時的なものなのか問われる。
左差しに頭をつけた霧島を振りほどいたのも(琴櫻)束の間、また四つ身に。
琴櫻、十分の右四つになり、胸を合わせて寄り切った。
何か久しぶりに琴櫻に「大関」を見た気がする。霧島どうこうより、琴櫻の相撲内容がうれしかった。あと5日、存在感をアピールしてほしい、どうでしょうか。

安青錦が横綱大関の中で、安心できる見ていられる。今日もいなされようと足が土俵に根付いている感じ。
反撃の手も矢継ぎ早、2敗を守っている。

髙安はまだまだ第一人者だ。
新鋭・義ノ富士に回転のいい突っ張りをひとしきり浴びせ、懐に入り、前に出て突き出した。

・獅司が元気者藤ノ川をすっ飛ばし、2敗対決を制している。明日は阿炎(こちらも2敗)
・十両はベテラン・佐田の海一人が2敗キープ。
・明日は幕下で炎鵬ー栃丸、三段目で花の富士(川副)ー生田目の楽しみな無敗直接対決があるようだ。