横綱が連敗で相星決戦へ 2026秋場所14日目

 結び。
右差しから一気に勝負に出た大の里。
琴櫻には残る足(余力)があった。いなされ、突き落とされてあっさり3敗に後退した大の里。
何でここまで焦るのか、一気に攻め立てなくても、二の矢三の矢と心と体に準備(シュミレーション)をしていたはずだが・・・。やっぱり絶対的な自信のなさがそうさせるのか。
最終盤で痛すぎる連敗。明日の千秋楽・安青錦戦は3敗同士の相星決戦で迎える。

対抗馬・安青錦
結び前に組まれた対霧島戦。
立ち合いすぐに頭をつけて自身の型に持ち込む安青錦。
しびれを切らせたのか霧島、すくい投げで仕掛けたところを寄り倒した(安青錦)土俵際はややもつれたか。
主導権は安青錦だったし、最後まで自らの相撲だったか。
霧島は現有の勢力の中、できうる限りのことはしたと思うのだが、あれが精一杯だったか。
綱取りから一転、勝ち越しをかけて明日は琴櫻と。

ここにきて優勝争いに食い込んできた朝乃山。
今日は風雲児・藤ノ川との好取組。
お互いに左の強烈なおっつけから、体を寄せ付けて強引に前へ出たのは朝乃山。
対して余力少しありの藤ノ川。決まり手は藤ノ川の突き落とし。
朝乃山は上体が伸びきった感があったか。
相撲以前に世代が違うとも言える両雄が「好取組」と位置付けできる状況で取組が組まれたことを感謝したい。
藤ノ川にもいい将来があって、朝乃山もどこまで再浮上劇を見せてくれるかという楽しみがある。

熱海富士、4連敗と意気消沈。
すぐに前みつを十分に取られた状態で勝負をつけようとしたのか?
最後は狼雅が前に出ながらの上手投げ。
リセットして来場所に臨む。その前に明日の藤ノ川戦に勝って今後につなげたい。

・藤ノ川弟の碇潟、十両の土俵で勝ち越し決める!
・元幕内・矢後、現役最重量(252㎏)の出羽ノ城が引退を表明。

引退を決めた矢後↓↓↓

衝撃!霧島が大の里を負かした 2026秋場所13日目

 今場所の両者の状態、星勘定などを鑑みれば、起きた現実は「番狂わせ」と当てはめることができるか。
結びの一番、大の里ー霧島は下手投げで制した。
霧島が左上手、大の里が右上手を起点に、霧島が寄る。続いて投げで崩しにいったが、大の里逆に引きつけて寄った。土俵際の攻防は霧島の下手投げが勝敗を分けた。
(何回か動画を見直したが)やはり焦り、勝ち急いだ感が見て取れた大の里。
勝てたであろう(失礼ながら)相手に喫した黒星は痛い2敗目。
一方の霧島は今場所「綱取り」とも位置付けられていたが、終盤にこういった形で注目を集めるとは予想だにしなかった。

安青錦は大関対決で琴櫻と。
差し合い交錯ののちに安青錦、左に体を開きながら肩透かしを炸裂。
7連勝で勝ち星を2ケタにのせてきた。トップを走る大の里にピタリと1差で追走中。

美ノ海ー藤ノ川も実に興味深い取組だった。
激しい突っ張り合いのあと、美ノ海が機を見て勇んで突っこんでいき、ブルドーザーのように押し出した。
互いに4敗になり、優勝戦線から後退しているが、秋場所を盛り上げ続ける両雄である。

熱海富士に朝乃山は、左前みつを取った朝乃山のワンマンショーだった。
押せ押せの勢いで、熱海富士の上体を上げ、万全の寄り切り。見事な完封劇。
元大関の底力を見せている朝乃山、明日(千秋楽)は誰と対戦?
捨てきれない可能性がなくもない。

・十両の輝、2敗に後退。目(眉間の辺りの)出血が気になる。
・勝てば三段目優勝だった納谷。残念にも負けてしまい(三段目)優勝逃す。

潰し合い3戦+藤ノ川 2026秋場所12日目

 今日もいけたのでいきます。
すみません。

やっぱり大の里が信じられない。
3敗の熱海富士を迎えた好取組(潰し合い・1)
当たってすぐに圧力を感じたのか、取った下手を掴みながら呼び込む形に。
決まり手「下手出し投げ」は、危険と強引さが伴うものだった。
明日は霧島戦らしいが、いつ綻びが生じてもおかしくないと思う。
星の差「2」はあってないようなもの、どうでしょうか。
熱海富士4敗。ここ3場所合計で33勝に満たない星勘定になった。

躍動が止まらない、藤ノ川。
(霧島に)かち上げられたって、なんのその。気後れせずに突き返す。
次に放たれたいなしがタイミング抜群。罠にはまった霧島。後ろ向きになり、腕を手繰って打開を図ろうも、そんなのも全部丸ごとひっくるめて東方に押し倒した。
気合いが違う、意気込みが違う。もちろん藤ノ川。

安青錦と金峰山、初顔の3敗対決(潰し合い・2)
安青錦の左前みつは(立ち合い)当たった瞬間のものか。そのまま出し投げ打って頭をつけて寄り切り。金峰山のもろ手突きを未遂に終わらせた。

十分ではないであろう左足の状態を案じているのか、68代横綱・朝昇龍氏から海を越えたモンゴルより温かくも心強いメッセージが送られたようだ、次の通り。
安青錦 新大君へ
下半身硬すぎる。ストレッチすることもちろんやってると思うか。足首が痛いのわかる。すり足相撲目指せ。こんな体制で長い相撲とらない。がんばれ。

明日は大関対決・琴櫻戦。

元大関・朝乃山に33歳で花咲く美ノ海の3敗対決(潰し合い・3)
立ち合いすぐに左をいい位置に取った美ノ海。
しかし朝乃山も負けちゃいない。右をこじ入れながら美の左を切った(この辺りに元大関の技巧が見て取れた)さらに肩越しまで右をねじ込んで、美ノ海をバンザイさせた。胸を合わせて万全の寄り切り。
まだまだ捨てたものではない、その名を3敗力士として存在させている。
13日目の明日は熱海富士と。

・栃丸と安大翔、共に勝って4勝2敗。
左・栃丸と右・安大翔↓↓↓見分けがつかない(一部ファンの間で有名)

横綱の地力 2026秋場所11日目

 「大安時代(だいあんじだい)」なんて造語が急に思いついた。
文字通り、大の里と安青錦でこれからの相撲界を引っ張ってほしいという願いから。
それだけの期待を込めている。
いかがなものか??

その2強の振り返りから。

大の里

今日の大一番と位置付けた藤ノ川戦。対戦成績は(大の里から見た)2戦2敗。
その一番。
強い当たりに右差しで藤ノ川の左をはね上げる。続けて前に出て、自ら巨大な岩と化して、曲者を封じた。
(優勝争い)2位グループと星の差「2」となっている。
それでも私はただただ悪癖が出ないようにと祈る気持ちだ。

安青錦

隆の勝の張り手とのど輪をもらっていたが、冷静さは失っていなかった。
腰を落としたままで機をうかがいながら押し出し。5連勝で勝ち越した。
相撲(スタイル)が崩れない。大の里のを追走できるのは、やっぱりこの男か。

霧島

今場所後の綱取りはご破算。
昨日までの戦いっぷりから、どうにも悲観的な展開予想しかできなかったが、それを見事に打ち破ってくれた。右差し左上手から決死の寄り。
明日は藤ノ川戦を控える霧島。今日のようなモチベーションで挑めるか。

・美ノ海の頭突きが命中、押し倒して勝ち越し!
・輝の連勝、10でストップ!
・話題のハーフ力士・丹治、勝ち越し!
・(幕下)夢之富士、夢へと向かう6連勝!

~お知らせ~
明日以降の更新は、都合により、早くても1日遅れ、場合によっては更新できない日も出てくるかと思われます。ご了承ください。

大の里、1差リードで進行中 2026秋場所10日目

 2敗勢の両関脇。
まずは西の関脇、藤ノ川(対隆の勝)
立ち合い、電光石火の如く左に回って突き落とし。
これで勝ち越しを決めた。
(事前に作戦として決めていたのかわからないが)
激戦を期待していただけに、モロに肩透かしを喰らった部分がある。

続いて東の関脇、熱海富士(対琴櫻)
強い当たりからの右おっつけ、そのまま押し出した(こちらも勝ち越し)
対する大関・琴櫻はこれで3連敗の6勝4敗。
安住の地(今場所も)7勝~8勝付近で終わるのか。

霧島に至っては(こちらも3連敗で)5敗目。
相撲を見たところ藤凌駕の前進を持て余し、簡単に引いた。そこで決着がついた。
今場所の霧島、最終成績(到達地点)は?

好取組、安青錦ー美ノ海。
安青錦が左四つから組み立て、頭を付けて寄り切った、万全。
4連勝で7勝3敗まで盛り返してきた、やっぱり隠れ本命か。

成績はいいんだけど、相撲内容にムラがあり、安定性に欠ける大の里。
今日の対戦相手は伯乃富士(ここまでの対戦成績は3勝3敗の五分)
右差しから前へ前へ出る。
(令和の怪物の)のど輪にのけぞらされたって前へ出た。
圧力でねじ伏せ、存在感を見せつけている。
明日は藤ノ川を迎え撃つ大一番、変に引くなよ。

・きらきら耀きっぱなしの輝、圧巻の10連勝!
・話題の新十両力士 丹治、勝ち越しリーチ7勝目!
・三段目 ペラ月狼(ぺらげつろう)3連勝で勝ち越しリーチ!
・土俵の妖精 森麗、4連敗で(42場所連続)負け越し