霧島、何が何でもの勝ち越し 2026夏場所9日目

 霧島(昨日の1敗からの)再起戦。
若元春相手に立ち合いスパッと左差し。せめぎ合いのあとの土俵際、若元春が右からのうっちゃりを仕掛けるも、霧島が寄り潰す(起き上がった霧島の)額からは流血が滴り落ちていた。気合で勝ち越しを決める。

豪ノ山は結びで琴櫻へ挑んだ。
豪ノ山、電車道で決めにかかるが、大関が何とか持ちこたえた。
形勢逆転し、勝負を(今度は琴櫻が)決めにかかるも、豪ノ山の一か八かの叩き込みが勝負を制す(土俵際はもつれた)豪ノ山2敗キープ、琴櫻は剣が峰。取組としては芳しくなかった。

琴勝峰は1敗・若隆景に左おっつけのまま前へ出る。左上手を取られたからって、それを封じるように右方向に寄り切った。
若隆景もいいと思ったらコケる印象があるかな、2敗に後退。

・炎鵬は、ベテラン錦木に頭を付けながら右をおっつけ、最後ははず押しで土俵の外へ。9日目で勝ち越しリーチまできた。
・玉鷲、9連敗の一報を聞きつけ、今日の取組を確認。獅司の注文相撲(突き落とし)で残す余地もなく転がった。潔く一礼して土俵を降りた。

昨日までの(幕内)1敗力士、2人の敗北で2敗グループに5人の名前がある。

霧島、すくい投げの失態 2026夏場所8日目

 大関復帰場所で好調維持。
ここまで無敗で突っ走ってきた霧島の連勝は「7」でストップ。
取組を前に、これまでの充実ぶりに伴う力士・人間としてひと皮むけたメンタルで豪ノ山を丸め込むのかなと思っていたのだが・・・。
相撲を振り返る。
立ち合いから猛然と出て豪ノ山を追い回した霧島、相手の体勢を崩そうとしたのかすくい投げ。これが豪ノ山の息を吹き返す形になり、逆襲に遭って押し出しで星を落とした。
霧島は一旦、肩の力を抜いてリセットし、切り替えて明日以降に臨みたい。

若隆景が万全な取り口で一敗を守った。
王鵬に終始頭をつけ低い体勢。出し投げで崩した左は前みつに代わり腰を落として寄り切った。主導権を渡さず文句なし、霧島と星が並んだ。
こちらも優勝経験者、思えば2022年3月の出来事である。

琴櫻の醜態ぶりに声も出ない。
大栄翔に対して少しバタバタしたあと、簡単に引いて押し出された。
出場自体を検討した方がよさそう。大栄翔の「殊勲」インタビューはそれに値するものなのか?それくらい状態が悪い。

玉鷲、本日も連敗トンネル脱出ならず。
右足の踏ん張りが効かない・力が入らないのが見ててわかる。
それでも懸命に食い下がるも、竜電の投げ(出し投げ?)に膝が土俵についてしまった。
初日から8連敗での負け越し。番付上、負けられる数=幕内残留は(普通に考えて)「9」まで。「10」になると現実味を帯びる。あとは巡り合わせ次第。

両大関の違い、星取りと充実度 2026夏場所7日目

 今日の両大関の相撲、結果と内容を対比。

今日の琴櫻。
西3枚目・王鵬戦。
強さ・大関らしさを求める以前に勝てそうな気が失礼ながら(ファン目線で)沸いてこないでいる。
王鵬の前進になすがまま後退を繰り返し、右上手を取るも機能せず、圧力を逃がすことができなかった。明るい兆しが見えてきませんね。

今日の霧島。
強烈な当たりから、前傾姿勢崩さず(大栄翔の)いなしにも困惑されず、連勝をまたひとつ伸ばした。幕内単独トップを守り続けている。明日の8日目、無敗のまま勝ち越せるか、頼みの綱だ。

その明日(霧島の対戦相手となったのは)豪ノ山。
言わば「前哨戦」となったわけだが、今日の義ノ富士戦。
散々(豪ノ山の)のど輪でのけぞらされるも、上を見ながら寄っていく驚異の義ノ富士。
持ちこたえられなくなったのか、豪ノ山が引いてしまった、勝負あり。
我慢していれば違う展開になってたかもしれない。明日の大関戦はどこまで抵抗できるか。

・今日の炎鵬全くいいところなし、変化に効果なし。日翔志に突き飛ばされた。
・幕内100場所目の玉鷲もいいところなし。右すねのサポーターが痛々しい。未だ白星なしの7連敗。幕内維持は厳しいか。

霧島、内容の濃い6勝目 2026夏場所6日目

 今場所の真打ち・霧島。
立ち合いすぐの左下手。しかし、王鵬も右上手。
ここで仕掛けたのは王鵬だが決めきれず、頭を付けた霧島が出し投げで崩して、寄り切った。
(探り合いがあった中で)劣勢に陥りながらも自分の形にして幕内唯一の6連勝。今日の相撲(経験)も今後に繋がる・活きる取組になるはずだ。

豪ノ山、進撃中。
関脇・熱海富士に対しても、強い立ち合いを機に突き放しながら相手の右差しを封じる左おっつけと連動しながら押し出した。
これで4連勝で5勝目。先場所の活躍に今場所ここまでの内容(自身の押し相撲が活かされた)相撲で、活躍が継続されている。内容よし、心意気よし!

十両・炎鵬の連勝は「5」でストップ!
だが、内容的には逆転負けだった。東白龍の引きを問題にせず、猛牛のように追いかけ回した炎鵬だったが、左に右にかわされ形勢逆転し、押し倒された。
ここでつまずいてしまったが、終始、前に出ているので、相撲自体に大きな問題はなし。明日以降も変わらない声援を送りたい。

安青錦、残念ながら全休で今場所を終えると決めたらしい。
場所直前には初日・2日目休んでそのあとから(状態を見て出場)という感じに聞こえたが、この方向性に異論はない。せっかく築いた地位を手放すことになるが、しっかりきちんと治せば、来場所の10勝以上のハードルは超えられるはずだ。
めげるな、安青錦!

万全の霧島と神の領域・炎鵬 2026夏場所5日目

 3名の横綱大関が休場、もしくは途中休場。
今場所の霧島鐵力は、そんな中で大関復帰という背景にプラス、場所のけん引役という重荷を背負わされている。
さて、今日の相撲は。
霧島、やや右のかちあげを含ませた立ち合いか?平戸海引いた。ここを突き放し相手を後退させ、左差しからのすくい投げ!迷わず前に出て、勝負を決めた。
万全の相撲とメンタルで、中盤以降も主軸として居続けられるか。

勇敢すぎる藤ノ川は今場所も(熱海富士に)思い切り張り手をかましたが、朔太郎も強引に巻き込んでうるさい小兵を捕まえた。がっちり左上手に巨体を吸いつけて、寄り倒し。
勝利した熱海富士の表情は、若干、仏頂面だった。

勝利へ進め豪ノ山!
5日目の今日は、元大関・正代をのど輪のど輪で追い込み、苦し紛れの引きを誘い出して押し出し。
4勝1敗で序盤を終えている。

炎鵬、玉正鳳に引かれても突っ張られてもかいくぐり、機敏な出足で押し出した。
5連勝と土つかずだが、炎鵬の全力相撲は勝敗を超えた神の領域まで達しているか。

藤島の両雄(藤星雲と藤凌駕)が共に4勝1敗で新風を吹き込んでいる。