川副楓馬、ここにあり

 川副 楓馬(かわぞえ ふうま)

川副と言えば、どうしても、現・花の富士(=一時期の輝鵬)を思い出してしまうが(宮城野→伊勢ヶ濱所属(現在))そうではない。

しかしこの花の富士のいとこ(一族)なのである。

花の富士の日本大学相撲部出身に対して、
川副は早稲田大学相撲部出身。
且つ、学業にも力を入れた学生を表彰する早稲田アスリートプログラムの優秀学業成績個人賞を3回受賞という秀才・凄腕。

(アマチュア経歴は)小学生時には全日本大会優勝に始まり、高校では総体団体優勝メンバー、個人総体ベスト8、早稲田大学相撲部団体Aクラス入りに貢献したのち、
今年3月、安治川部屋から初土俵(プロデビュー)
2場所連続6勝1敗と順調な滑り出しを見せ、一足飛びに番付を駆け上がっている。

また、出身地も花の富士と同郷となる熊本県宇土市。
この度、震災に見舞われた多くの方々に、今後の出世と活躍で「活力」という名のメッセージを送り続けたい。

押し相撲に磨きをかけ
「全身全霊」を信条に心に秘め
敬愛する安青錦から「相撲道」という名の生き方を学ぶ

川副 楓馬、前途の視界は良好か。



嵐富士、十分な嵐を呼んだ

 7月名古屋場所(唯一)新十両だった嵐富士(伊勢ヶ濱)
初日から7連勝と驀進。これは「どえらいやっちゃ」と感じた。

翌、中日(8日目)に西ノ龍(境川)戦で完勝と思いきや、僅差で嵐富士の右足が先に土俵から出ていて「勇み足」による負け(初黒星)

しっかりと切り替えもできて、翌日から3連勝で勝ち星を2ケタ(10勝)に乗せた(素晴らしい!)
しかし次の日(12日目)から今度は3連敗、対戦相手は(順に)湘南乃海、出羽ノ龍、朝翠龍。
やはり、終盤にきてメンタルと(初の15日皆勤による)肉体的な疲れなどが重なったか。

しかし、千秋楽の旭海雄戦は(気力における)すんでの差で(肩透かしを決め)11勝目を掴み取り優勝決定戦に進出するのだった
(負けじ魂を発揮したこの一番(本割)は)次の通り。

決定戦では初戦に寿之富士(伊勢ヶ濱)を呼び込むような感じに引いてしまい、あっさりと墓穴。

嵐富士 奏凪人の新十両場所は、
東十両13枚目 11勝4敗(優勝同点)と見事な結果を残して幕を閉じた。

「新十両なので、派手な色にした」と話し、真っ赤な締め込みがよく映えた嵐富士。
番付を大幅に上げるであろう来場所も、その先(将来的にも)スピードを主軸にした気合溢れる相撲で会場内とテレビ桟敷を大いに沸かせてほしいものだ。

時不動の花が咲いた

 吉井の心は折れなかった、変わらなかった。
29日に行われた番付編成会議で、新十両に時不動(時津風)と丹治(荒汐)、再十両で生田目(二子山)と発表された。

「時不動」と聞いたところで、やっぱりピンとこない。
そりゃそうだ、2場所前の5月夏場所から「吉井」から「時不動」に改名したばかりなのだから。

随分と長く幕下に居座ってんなぁと思い、数えた在位は36場所(1度、三段目に陥落あり)

簡単なプロフィール。
中学生横綱のアマチュアタイトルを手土産に中川部屋に入門(当時の師匠は元幕内・旭里)
昨今に入門してくる新弟子は「高卒以上」や「18歳以上」が多くを占めるが、この吉井少年は、小学校5年時には既に中学校卒業後に入門する決意を固めていたという相撲一直線。
出世は順調、1年で幕下昇進。
しかしその頃、師匠が起こした不祥事が原因で所属する中川部屋が閉鎖となり(現在、所属している)時津風部屋に移籍という苦労も経験している。
去年秋場所より6場所連続幕下10枚目以内。コツコツと勝ち越しを重ねて念願叶う。

「吉井」から「時不動」に改名したきっかけは、なかなか幕下生活から抜け出せない自分を鼓舞するといった意味合いがあるそうだ(本当は十両昇進時に改名する予定だったとか)

同期には、時疾風・北の若・大辻らがいる。

「『不動』の字の通り、重さを生かしてどっしりした相撲を取りたい」と新十両を決めた抱負を語ったという。

長い眠りから目が覚めて、本領発揮する舞台が整ったか。

その時不動 虹↓↓↓

裏・旭富士の三段目優勝

 三段目優勝は幕下優勝の旭富士と同期で、玉ノ井部屋の天昇山が(東三段目3枚目)7戦全勝で決めた。

高知の明徳義塾高校から東洋大(アマチュア経験)を経て、プロ入り。

旭富士は無敗のまま、序ノ口・序二段・三段目と3場所連続(全勝で)各段優勝をかっさらっていった。

こちら天昇山は、その陰に隠れるように3場所連続✕6勝1敗とはいえ好成績。負けずに番付を駆け上っていく。
今場所は7連勝で場所を駆け抜け、優勝決定戦にこぎ着けた。(6番相撲で三田、決定戦で栃武蔵と十両経験者を堂々と撃破している)

こちら、三段目優勝決定戦の模様↓↓↓

197㎝・172㎏と立派な体格を有するも、あまり余分な脂肪・贅肉が見られない。
四つ相撲に突き押し相撲、大きな偏りはなく万能型タイプでしょうか。

来場所の幕下上位進出確実、今度は旭富士とどちらが早くに新十両を決められるか、ハイレベルで刺激的、画期的な両雄のポスト争いが見られそうである。

趣味はアニメ鑑賞らしい。

3度目の優勝裏話(もちろん安青錦)

 左足の痛み(ケガ)と闘いながら、幕内優勝と不屈の闘志で大関にも返り咲き。
(ちなみに)1場所での大関復帰を決めた場所の優勝は初の偉業となった。

そんな優勝力士(今場所の)安青錦裏話。

8日目・隆の勝戦に敗れた直後(土俵下に倒れうずくまった際)の痛みで夜中、トイレに行くのにも歩けなかったそうだ。

これを見た時は、翌日の出場大丈夫か?とマジで思いましたが、こんな裏側があったとは・・・、↓↓↓

その姿を見ていた師匠は「本当によく耐えた。本来は相撲を取れる状態ではなく、いつ止めるか考えていた」とまで打ち明けた。

千秋楽興行の時間は伸び伸び(決定戦などの関係で)優勝を決めた時の時間は18時を回っていた。

乱れた大銀杏(おおいちょう)を整える時間も短く、表彰式に向かった。
「(ここまでの過程は)しないといけない経験だった。した方がさらに強くなる」
とコメント。こんなこと22歳で言えないよ。

(今日の投稿から)
何が言いたいかって・・・、
十人並みの成績に終わった両横綱、

しっかりせぇ!!