豪ノ山、負けても尚強し 2026春場所11日目

 11日目最大の好取組、一敗同士の激突・霧島ー豪ノ山。
(豪ノ山)スピードと馬力に番狂わせを目論んだが、霧島は冷静に対処。
左に左に回り込み、何とか圧力を逃がした(決まり手・突き落とし)
この簡素な戦評通り、相撲は完全に豪ノ山ペース。
負けて2敗に後退したが、悲観することなく、終盤もこのスタイルで立ち向かってほしい。
明日は琴櫻戦を控える。

星を元に戻した安青錦は2敗琴勝峰との対戦。
突き放す安青錦だったが、突っ張りの回転に平行して下半身の連動が足りず、足が揃ってしまったところに叩き込みを食ってしまった。
低調の原因(根っこ)はどこに?左足親指付近に巻かれた包帯が気になる。
踏ん張りきれていない。

豊昇龍は髙安に対し、安易に左に回ってつけ込まれるも、相手の動きをよく見て引き落とし。
個人的には(しっかり捕まえての)横綱相撲を見たがったが、勝ちに徹したのか。明日は霧島戦。
髙安は4連敗ですっかり色褪せた。

・それいけ生田目、幕下の土俵で6連勝!
・旭富士、デビュー以来負けなしの13連勝!
・剣翔、白星遠い11連敗。

豪ノ山、即座の叩きで1敗守る 2026春場所10日目

 頑張れ、豪ノ山!!
(連日同じようなことを書くようだが)元気と覇気、それに伴う突貫ぶりが蘇っているようで心から嬉しい。朝紅龍と対戦した10日目。
右からのかち上げ気味の立ち合いを見せた次の瞬間には引いていた。
朝紅龍は上体が伸びており(土俵際)もう一息押し切れず。
はたき込んで豪ノ山、少しずつ重圧がかかっているのか。
明日は一敗直接対決、霧島戦。

前を向け、安青錦。
平戸海に対し右四つとなったが、ひと呼吸置いたあとに、上手投げが豪快に決まった。
これで五分の星に戻し、明日は琴勝峰。

本日10日目の興行、最初の一番は森麗が潮来桜を押し出して破り、負け越し回避。
取組後の談話では
「滑らないように気を付けて前に出ました」
「もう7年ぐらい勝ち越してないので、その場所の一番に集中するだけです」
とやや的外れなコメントを残したようである、それが森麗か。


豪ノ山、今日も電車道 2026春場所9日目

 豪ノ山をトップに抜擢する。
迷いがない強い立ち合いに、手と足が連動。
おととしから去年前半辺りの良かった頃の動きを想起させる。
(ここまで)上位対戦がない、優勝云々は置いておいて、最後まで存在感をアピールしてほしい。明日は朝紅龍。

1敗の霧島。
昨日、豊昇龍を2敗に引きずりおろしている大栄翔戦を迎えた。
大栄翔の突き押し(ぶちかまし)で霧島を土俵際まで吹っ飛ばしてみせたが、ひらりとかわして突き落とした。
結果オーライで内容は不十分、明日は隆の勝戦。

藤ノ川に熱海富士(両者の)ここまでの星勘定を超えた好取組。
仕掛ける藤ノ川、張り差しのあとにもろ差し、真っ向勝負。
熱海の抵抗に合うもやり過ごし、下から潜って押し出した。
今日も四肢を駆使しての全力相撲、館内から大歓声を浴びていた(藤ノ川)

・安青錦、従来の相撲を取り戻す。ホッと一息、まずは連敗を止めた。
・新十両の藤天晴、いいところなく4連勝のあと5連敗。
・山藤、軽量の泣きどころを突かれる形で、極め倒された。
・米沢龍、3連敗のあと2連勝で盛り返している。

霧島が元大関対決を制す 2026春場所8日目

 豊昇龍、土俵際の詰めを誤り2敗目。
(今場所)いいかなと思っていたらポカが出た。今日は中日8日目。
最後のひと押し、出ていったところを逆転のはたき込みを食らってしまった。
わらにもすがる思いで足を取りにいったようだが、効果なし。

安青錦に至っては、隆の勝の突っ張りをひとしきり浴びたあと、こちらも叩き込みで敗れてしまった。残す足・粘る体勢も見られなかった、試練が続く。

一敗同士で霧島と髙安の激突。
髙安の右を跳ね上げた直後に取った左上手が有効。出し投げで崩し、頭をつけたあと、もろ差しからのすくい投げ!
(星勘定的に言って)ここまでのひとつの山とも言える髙安を下した。
明日の大栄翔戦で勝ち越しなるか、これまたくせ者を迎える。
過去の対戦成績は16勝11敗で霧島リードらしいが・・・。

充実した相撲が続く豪ノ山。
今日も金峰山相手に一気の電車道、一敗力士4強の一角を担っている。

新鋭対決・義ノ富士ー藤ノ川は、義ノ富士が藤ノ川の取り口を奪うかの超速攻で押し出し。
気持ちのいい相撲だった。

・剣翔、初日から8連敗で負け越し、取組直後の冴えない表情が気になった。
・それいけ生田目。幕下の土俵で勝ち越しを決めて、三段目全勝力士に名を連ねている。

今場所2回目の横綱大関全滅。
ここまでくると優勝争いはさておき、その日その時のいい相撲や、新世代の行方などに意識が切り替わるし、それもまた楽しさを覚える。

安青錦、今場所の夢叶わず 2026春場所7日目

 安青錦の敗戦を確認し、何とも言えない脱力感に苛まれた。
「今場所の綱取り、優勝はない」と受け入れ(それ以外で)春場所を楽しむしかないと。
とりあえず、今日の熱海富士戦を振り返る。
立ち合いから熱海富士からひとしきりののど輪をやり過ごし、頭をつけて前に出たが、朔太郎に左上手を取られた。がっぷりで胸を合わされ力負け。
歯車が嚙み合わない、どうしてかな?本来の力を出し切れてないことは誰の目にも明白だ。
どこか痛めてる?調子悪い?なんてことも・・・、どうだろうか!?

髙安、連敗はしなかった。
実力者・大栄翔の動きをよく見て突き出し。
裁いた行司・木村晃之助も合わせて突き出している。
うん、とりあえず連敗しなくてよかった。

不甲斐ない横綱大関陣に喝を入れるように、今日も豊昇龍のスピード相撲が冴えわたった。

・豪ノ山対宇良のご当地対決は、一方的に豪ノ山の相撲(押し倒し)
ひじも巧みに使っていた??(1敗守る)
・栃丸と翔大夢(しょうたいむ)4連敗
・米沢龍に初日。