気魄一閃の新大関と将来有望な新十両と再十両

 新大関豊昇龍(24=立浪)が正式に誕生した。
名古屋市内の立浪部屋で行われた昇進伝達式で豊昇龍は「大関の名を汚さぬよう、気魄一閃(きはくいっせん)の精神で努力いたします」と口上を述べた。緊張で覚えていた言葉が出てこない場面もあったが「気魄一閃」の四字熟語を用いて熱い思いを込めた。
※気魄一閃とは・・・どんなことがあっても力強く立ち向かうという気持ちだそうです。

横綱・照ノ富士が慢性的な膝の爆弾を抱え(今場所は腰の痛みで途中休場したが)誰の目から見ても(失礼だが)現役生活は長く望めそうもない。
先輩大関・貴景勝も以前から膝や首に痛みを抱え、大関の地位を維持するのがやっとという状況が続いている。

新大関は、持病やケガによる休場はここまでない(急性扁桃炎による途中休場が2日ある)上に24歳のかけがいのない若さがある。偉大なる叔父(朝青龍)に近づけるべき大きな期待をかけたい。突き押し・四つ相撲ござれの万能型。足技を駆使する時もあれば、自分よりも大柄な力士を豪快に投げ飛ばしてみせる時もある(今場所・朝乃山戦など)

土俵上の厳しくもやんちゃな表情をしたかと思えば、土俵を降りれば(外では)人懐っこそうな笑顔を浮かべる。どこまでも似てるんだよなぁ、おじさんと。

これからの来場所の活躍を期待しております。

~新十両・再十両組~

また、番付編成会議で
新十両に大の里と高橋(共に二所ノ関)向中野改め天照鵬(てんしょうほう・宮城野)と石崎改め朝紅龍(あさこうりゅう・高砂)と発表された。
大の里と高橋は二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)が育てた初めての関取。
天照鵬と朝紅龍はそれぞれ部屋のカラーの
「鵬」の字・・・宮城野部屋 (師匠・白鵬)
「朝」の字・・・高砂部屋  (師匠・朝赤龍)
から、一文字継承することになった。
アマチュア経験・実績のある新十両4人です!
※宮城野部屋は伯桜鵬と輝鵬が誕生したばかり。覚えるのが大変だ!

再十両は幕下優勝を決めた時疾風(時津風)がわずか1場所で十両復帰を決めた。

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