場内説明・・・、だ、大丈夫かっ!?

 元小結・高見盛の振分親方が、審判部に配属されてしばらくが経つ。

審判部に配属されるということは、正面に座り、場内説明する場面があ

ったりする。

どこまで事実なのかわからないが、知的障害や発達障害、アスペルガー

という言葉が「高見盛」で検索すると散見される。

活舌の悪さや近視であることが原因のようだが、場内説明する際に、それらが悪い方向にいか

なきゃいいなと気掛かりであったが・・・。

緊張のあまり、マイクの電源が。

やっぱり、高見盛は高見盛。

現役時代のキャラクターがそのままかぶるなぁ。

どこか憎めなくて、ユニークである。

この生真面目さ、不器用さ、裏表のなさ、素朴さ

これらを集結したのが人気力士・高見盛精彦であり、年寄・振分精彦として引き継がれている。

高見盛風、必死さ一生懸命さがあふれる役回りだ。

人気の相撲みやげ↓↓↓

新入幕・金峰山の活躍を祈念して

 12日から始まる春場所の新入幕は3人。

東15枚目・北青鵬(宮城野)は、元白鵬が部屋継承後の初めての幕内力士。

西14枚目・武将山(藤島)は、元武双山が親方になった藤島部屋所属として初の幕内力士。

東14枚目・金峰山(木瀬)は、カザフスタン出身初の幕内力士となった。

この力士、三段目格付出デビューの実力派ながら、見た目・容姿が相撲取りらしいというのもそうなんだが、愛くるしいというか人懐っこいというか、応援したくなるキャラクターにも見える。ここまで出世が早いので、初場所現在大銀杏が結えてない。

木瀬部屋、次なる新兵器のざんばら髪を今のうちに目に焼き付けておこうではないか。
先物買いとばかりに画像を何枚か貼り付ける。

突き押しメインの四つ相撲・投げ技、何でもござれ。
臨機応変な相撲技にも要注目!

“荒れる春場所”という3月場所の定型句があるが、この金峰山にもチャンスがあるというか、かき回す存在になってほしい。

連続優勝で綱取りを目論む貴景勝を中心とした上位陣を揺るがす存在となれるのか。

カザフスタン初の幕内力士・金峰山 晴樹は、勇躍、浪速の土俵に参上する。

金峰山があなたのお役に↓↓↓

放駒親方に流れる格闘DNA

 現在、年寄・放駒は元関脇玉乃島が18代として受け継いでいる。

2011年11月場所で引退後は年寄「西岩」を襲名し、片男波部屋付きの親方になった。これは現・西岩の元若の里からの借株だったため、2013年5月に空き名跡になっていた「放駒」を取得し、名跡変更した。翌年、同門の松ヶ根部屋に移籍し、同年12月に二所ノ関部屋に改称され、以降は二所ノ関部屋付きとして活動。当時の二所ノ関親方は、“南海の黒豹”こと元大関若嶋津である。

2021年12月、二所ノ関部屋を改称し、継承する形で放駒部屋の師匠に就任した。

部屋発足直後は千葉県船橋市の旧二所ノ関部屋を拠点としていたが、2022年4月に東京都足立区六町に新築され、現在に至る。

総勢8名
関取は、東幕頭8・一山本、西十両7・島津海 の2人となっている。

長い前置きになった。

この放駒親方の父は、プロボクサーであった。
しかも、元日本ジュニアミドル級・ミドル級の2階級制覇チャンピオン。
リングネームはタートル岡部。

笹崎ジム所属というから、あのファイティング原田を筆頭にたこ八郎こと斎藤清作など多くのチャンピオンを輩出した東京都目黒区にある名門老舗ジムである。

重量級の2階級で戦ったDNAは、2人の息子に相撲力士という形で受け継がれた。

1人は、元玉乃島。
1人は、元十両7枚目・玉ノ国。

また、この兄弟の伯父(父の妻の兄)は元大関清國でもある。

力士・玉乃島を引退して、10年以上経過しているが、この間にダイエット・減量をして70㎏も体重を落としたという。このあたりも遺伝子が関係してるのか。

      放駒親方の近影

二所ノ関部屋から改称・継承し、足立区に部屋を新築。一国一城の主となって1年。

春場所を目前にして、愛弟子8人の稽古を見つめる放駒親方の視線は、日増しに鋭さを増している。

放駒部屋と言えば↓↓↓

 

千代の富士に、逢いたい。

 第58代横綱 千代の富士貢

優勝31回

通算勝利 1045勝

53連勝

など、数々の大記録を打ち立ててきた。

その千代の富士が亡くなって早や7年近く経つが、千代の富士が興した旧九重部屋跡に、飲食店として改装されて「ちゃんこ千代の富士」としてオープンしたそうだ。

実際の稽古で使われていた土俵の横でちゃんこを満喫できるとあって、開店初日から予約でいっぱいの大盛況だという。

土俵入り時に締めていた綱、優勝トロフィーなどが飾られ、当時の力士の木札もそのまま残されている。

             画像はイメージ

2つのコース料理
横綱コース(5500円)大関コース(3960円)いずれも税込

と、部屋ゆかりの一品料理。

酒・アルコールには千代の富士の名を拝した地酒や焼酎が揃う。

相撲ファン並びに千代の富士ファンなら絶対に足を踏み入れたい、垂涎のいわば聖地となりそうですね。

左前みつからの電車道、相手の頭を押さえつけながら放つウルフスペシャル、対戦相手をたたきつけた吊り落としなどを思い浮かべながら、ちゃんこをほおばり、酒をたしなめたら最高だろうな。

※ちゃんこ千代の富士
東京都墨田区石原4-22-4
営業時間17:00~22:00(ラストオーダー21:30)
水曜日定休

予約は営業時間中にお電話でとの事 03-5608-0404

*3月26日以降の予約は店内整備のため、今は受けていないとか。

誠に強い!↓↓↓

上から読んでも、下から読んでも

ある日家で海苔をパリパリ食べていた。

八つ切りに小さくカットしてあるので、食べやすくて重宝している。

『やめられない、とまらない』とはよく言ったもので、私の場合は海苔にも当てはまる。

入っている缶を見渡してみると、製造元に山本山とあった。

相撲とも結び付きのあるこの名称で思い出した。

山本山

残念ながら不祥事で角界を去る事になったが、最盛期で277㎏あった体重からは(失礼だが)似つかわしくない世界で活躍していることがわかった。

山本山龍太こと山本龍一は、1984年5月8日、埼玉県さいたま市西区(旧大宮市)で生まれた。幼い頃に両親が離婚し、父子家庭で育つ。

中学3年時、全国中学生相撲大会団体ベスト8、個人戦3位入賞。

翌年、埼玉栄高校入学。ちなみに同期には清瀬海(元西前頭13枚目・北の湖部屋)
実績としては、全国相撲新人選手権と世界ジュニア相撲選手権、優勝。

大学時代
2年時 東日本新人選手権、ならびに全国個人体重別選手権・無差別級優勝。
3年時 全日本大学選抜大会優勝、全国個人体重別選手権・無差別級連覇。
4年時 全日本大学選抜大会優勝

など、5つの個人タイトルを手に尾上部屋入門。
しかし、幕下付出の対象となるタイトルが含まれてなく、前相撲からのデビューとなった。
新弟子検査での体重はなんと233㎏を記録し、それまでの205㎏という数値を大幅に上回り、史上最重量の新弟子となった。

前相撲を経て、2007年3月場所を6勝1敗、翌5月場所7戦全勝で序二段優勝。
三段目に昇格して2場所連続6勝1敗で幕下へ。ここで1勝6敗とつまづいたが、次場所東幕下58枚目で7戦全勝優勝。その後、5勝・4勝・6勝と連続して勝ち越しを決め、2008年9月場所に新十両昇進で関取の仲間入り。その十両を2場所連続9勝6敗で(番付運もあってか)幕内昇進を勝ち取った(2009年初場所)前相撲から所要12場所での新入幕は、日本人では現・玉ノ井親方らに並ぶ史上3位のスピード記録。

その幕内生活も2場所連続で8勝7敗で西前頭9枚目まで上り詰めたが、ここが力士人生最高位となった。

2010年7月場所の佐田の海戦では、左ひざ靱帯負傷の重傷を負い途中休場。自力で歩行できないほどだった。

2011年、山本山の相撲人生に思わぬ事態が起きる。

八百長問題において名前が挙げられたのである。
携帯電話まで提出したものの、4月1日、相撲協会から引退勧告を受けた。
これについて「調査委員会にクロと決めつけられた。裁判を起こしても(協会が)勝つから無駄なことはしない方がいいというようなことを言われた。頭に来ます。話も聞かずに引退勧告はおかしい」とコメント。

4月5日、同じく疑いにかけられてた同部屋の境澤・白乃波と共に尾上親方に連れられ、引退届を提出した。
「今後の生活のために、提出しました」
「気持ちの整理はついていない。悔しいけど協会には感謝している。相撲取りじゃなかったらただのデブ。今日からお相撲さんじゃないと言われても状況がわからない」と記者に答えたそうだ。

9月3日、東京プリンスホテルでこの3力士合同の断髪式が行われた。

~現在は渡米し、アメリカでタレントYAMAとして活躍~

引退後しばらくは都内で弟と生活し、体重も230㎏台まで落とす。

アメリカで相撲のイベントに出たことが縁で、しばらくの後、渡米した。

米国フリトレー社のCM出演やインドの人気テレビ番組、ミュージック・ビデオなどに多数出演・活躍している。 

元相撲取りの異色の経歴、その相撲で培った大柄な体躯は異国の地で輝きを放っている。

山本山海苔、おつまみにいかがですか↓↓↓