米沢龍と山藤。
(幕下以下の力士ではあるが)この2人も相撲の魅力を体現してくれる。
米沢龍 大喜(よねざわりゅう だいき)
元小結・両国が師匠を務める境川部屋に昨年5月に初土俵。
そこから大きく勝ち越し、番付を駆け上がってきた20歳のホープ、ハーフ力士。
入門前までの格闘技歴は柔道のみという、伸びしろたっぷり・磨けばどこまでも光りそうな好素材である。
どの角度から見てもまだ体重が必要に感じるが(現在132㎏)背筋力と握力が抜群にあるようで、四つ相撲でも堂々と渡り合う。
抜群の容姿で早くも多くの女性ファンを虜にしているようだが、番付上昇に伴い、こちらの方も青天井の人気と知名度が広がってくるに違いない。

山藤 勇治(やまとう ゆうじ)
角界の老舗・名門、出羽海部屋に3年前の春場所に入門。
一般人に見間違いそうな痩身な肉体だが、反骨精神と軽量を逆手に取った決まり手の多さと臨機応変な相撲展開で活路を見出そうと本当に頑張っている。
(近年での)小兵力士の先駆者、舞の海や炎鵬のようにアマチュアでの経験・実績があるから目が離せない。尊敬する力士を「維新力」と答えている21歳。
しかし、どう見ても某芸人によく似ている。
でもそんなの関係ねぇか。

さて、明日の番付発表。
ご両人はどの辺りに四股名が載っているのやら。