妙義龍と佐田の海が土俵を盛り上げる

 時は巡る 時代の流れは速い 世代交代は容赦なく襲いかかる。

妙義龍も佐田の海も年を取った。ともに36歳である。
秋場所の番付は妙義龍が東前頭13枚目・佐田の海が西前頭12枚目である。
何ていうか、古い名前になっていることは否めない。

大関候補と言われた妙義龍が最後に三役を勤め上げたのが2015年11月場所。
佐田の海の最高位・西前頭筆頭に番付されたのが2015年7月場所である。

妙義龍の取り口は押し相撲からの右四つ寄り。
佐田の海の取り口は右四つからの速攻、そこから投げを打つことも。

2人の良かった・光った相撲。
まずは妙義龍から。(わずか)3年前ではあるが鶴竜戦。

佐田の海は唯一の金星2015年5月の日馬富士戦(本割り・取り直し)2番続けて。

日体大出身・幕下付出デビューの「エリート」妙義龍。
生まれた時から力士になることを運命づけられてた佐田の海。
まだまだ老け込んでほしくない。
妙義龍はちょうど2年前のおととし秋場所技能賞。
佐田の海は去年夏場所に敢闘賞受賞と実績を上げている。

境川部屋の関取は?と聞かれれば「平戸海」より「妙義龍と佐田の海」を先に私だったら答える。いや、ホントに。

それだけ名前と(残してきた)実績があるということ。

「優勝争い」とか「カギを握る存在」ではないが、(イキのいい若手)を手のひらで転がすとか、術中に陥れるとかそういう活躍を見せてほしい、願う。

俺たちを忘れるなよ!↓↓↓


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