大相撲夏場所の新弟子検査が18日に国技館で行われ、日体大出身で2年連続アマチュア横綱の中村泰輝(なかむら・だいき 22歳)=二所ノ関=ら受検した5人全員が体格基準(167センチ以上、67キロ以上)をクリアした。内臓検査の結果を待ち、初日に合格者が発表される。(スポーツ報知より)
いろんなところで報じられてますが、またまたすごい新人が入門してくるんですね。
幕下10枚目格付け出しデビュー。
全日本相撲選手権大会制覇(アマチュア横綱)にプラスして国民体育大会相撲競技成年の部個人戦で2連覇した実績(1年以内)で幕下10枚目格付出ということ。
だから、落合よりも上の番付でデビューなんだ。
四股名も大正時代の名大関、そして師匠が新入幕の際に本名の萩原から稀勢の里に改名した時も候補の一つとしてあげられたと言われている「大の里」と決まっているとか。
中村本人は二所ノ関部屋を選んだ理由として、部屋の所在地が茨城県阿見町であり誘惑や娯楽の無い環境で相撲に集中できることを挙げている。師匠の二所ノ関はスピード出世に拘らず大相撲の十両以上で年90番取れる体を作ることに主眼を置くコメントをしている。(Wikipediaより)
現行付出制度による幕下10枚目格デビューは4例目。
御嶽海と遠藤、(八百長問題で引退勧告を受けた)清瀬海(元前頭13枚目)らがいる。
本人の相撲の対するストイックな姿勢が伝わってくるかのような部屋選びの理由と、早期出世に拘らず、じっくりと体力作りから重点を置く師匠の考えが合致して(気が早いが)相撲界を背負って立つ存在になってほしい。
外国出身の力士が多く台頭・活躍する中で、こういった希望に満ちあふれる知らせはうれしい限りである。
相撲界に新たな歴史を刻むことができるか
中村泰輝
二所ノ関部屋と茨城にも由来するクリアファイルです↓↓↓