昨日の昼下がりに驚きのニュースが入ってきた。
大相撲の関脇若隆景が右膝の手術を受け、夏場所を休場することが14日、分かった。
師匠の荒汐親方(元幕内・蒼国来)は取材に対し「復帰には半年以上かかる」とし、リハビリが長期化する懸念を示す。
若隆景は春場所13日目の琴ノ若戦で負傷。「右前十字靭帯(じんたい)、右外側半月板損傷」などと診断され、14日目と千秋楽を休場した。荒汐親方によると靭帯の再建手術を場所後すぐに受け、すでに退院した。(時事通信より)
この一番、物言いがついて取り直しになったのだが、最初の本割りで痛めたらしい。
本割りの最後にうっちゃり気味に動いた時に痛めたのか。さがりを取ろうとする時も少し間があった。
そのあと、よく取り直しの一番に臨み、しかも勝ち切ることができたな。
近年、膝のけがで番付を大幅に落とし、そこから復活してきた例(現役力士)としては、
照ノ富士(大関⇒序二段48枚目⇒横綱)
栃ノ心(小結⇒幕下55枚目⇒大関)
宇良(幕内⇒序二段106枚目⇒前頭筆頭)
友風(幕内⇒序二段55枚目⇒十両13枚目)
往年では、有名すぎる例として
琴風(関脇⇒幕下30枚目⇒大関)がいる。
長期休場(半年から1年ぐらい)、かなりの番付降下はやむを得ないだろう。
7場所連続で守った関脇の地位は失う。
兄の若元春は「リハビリで元に戻すのは大変だと思うが、彼は一生懸命に相撲と向き合える。すぐに戻ってくると思う」とエールを送った。(サンスポより)
まずは、しっかり治すという師匠の決定は英断。
しばらくつらい時間を送ることになるが、ここは「先は長い」と捉え、乗り越えたそのあとに幕内上位に必ず戻り、劇的復活を成し遂げてほしい。
公傷制度復活はもうないままなのか。土俵上(取組中)のケガですよ。
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