栃錦清隆
後の第44代横綱であり、現役引退後は年寄・春日野として、数々の名力士を輩出し、さらに日本相撲協会理事長として、今日(こんにち)の相撲界発展に努めた。177㎝132㎏の上体で得意技は、左四つ、寄り、押し、上手出し投げとする万能型だった。
そんな栃錦(現役時代)の愛称が次の通り
マムシ
兎
名人横綱
技の博覧会
デンマーク体操
土俵の名人 Wikipediaより
とあった。
デンマーク体操って何ぞや?と思って調べてみると、
ダイナミックな動き・筋肉の伸展運動・振動運動を取り入れて構成されたデンマーク発祥の体操。とあった。
これでもわからなかったから、動画がないかと探してみたところ
まぁ、とにかく四肢を絶え間なく動かし、飛ぶ・跳ねる。
これらが、当時の栃錦の相撲っぷりと重なるものがあったのだろう。
またそれらが、第45代横綱・若乃花との名勝負の数々とつながってくる。
二人は水入り当たり前の激しい熱戦・好勝負を演じ続けてきた。
両者の対戦成績は、栃錦の19勝15敗とほぼ拮抗しており、土俵狭しと目まぐるしく動き回る二人の攻防が、全国の相撲ファンを熱狂させた。
栃錦が逝去して、33年が経つ。
相撲界は巡り巡って大横綱・白鵬が去り、新たな時代が到来するべく、連日熱戦が繰り広げられている。