霧馬山、逆転で初優勝!本割りと決定戦を検証。

 幕内優勝の行方は、2敗大栄翔・3敗霧馬山が引っ張って千秋楽を迎え、その両雄の優勝を賭けた一番が結びに組まれた。

のど輪から回転のいい突っ張りを確実に当てていく大栄翔。土俵際、重心がかかり過ぎたというか足が伸び気味になった大栄翔を霧馬山は右からいなし、突き落とし、霧馬山!
優勝決定戦にもつれ込んだ。

~優勝決定戦~

大栄翔、当たってのど輪、一気に寄った。
土俵際の霧馬山の足が出たか、大栄翔の手が先かの協議で軍配通り霧馬山の勝ち。

霧馬山、初優勝成る!!

その2番の映像がこちら。

入門から苦節8年。モンゴル東部の出身で、遊牧民の家に育った少年は異国の地・日本で栄冠を掴み取った。
陸奥親方(元大関・霧島)、鶴竜親方の厳しい指導と日々の稽古の積み重ねが花開く。

来場所は大関獲りに挑む。
「一日一番、しっかり頑張ります」短い言葉に決意の強さが感じ取れた。

逆転優勝をさらわれた大栄翔、本割り、決定戦ともに相撲内容は決して悪くなかった。
本割り・決定戦ともに「追う足」があと少し足りなかったか。体がのびてるように見えた。

東小結で12勝の技能賞獲得。持ち前の突き押しに更なる磨きをかけ、自信を持って、夏場所に挑んでほしい。大関とりにつながる星を残しているのだから。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語文字列規定値未満エラー時に表示される文言