気合が違う、琴ノ若 2024初場所14日目

 今日の2大決戦のひとつ、照ノ富士の対戦相手、豊昇龍が本日より休場した。
(場所前から痛めていたようだが)昨日の霧島戦で二枚蹴りを受けた時に悪化させた模様。病院で検査を受けたところ、右ひざの内側側副じん帯の損傷と診断され、休場に至った。優勝争いも佳境に入ったところでのケガによる休場。まだ十分にチャンスがあっただけに本人も悔やみきれないだろう。照ノ富士は「不戦勝」で2敗を守った。

さて、もうひとつの大一番・霧島ー琴ノ若。
霧島が左のど輪で相手を制止するような仕草。いなした琴ノ若が霧島のうしろに回り寄り切った。勝ち名乗りを受け、もらった懸賞は63本(結びの一番が不戦勝となり、掛け替えられたものも加え)史上最多となった。最後の塩の前からの気合の入り方・意気込み、霧島とは全然違うものを感じた。霧島は横綱が遠くなったか、明日の千秋楽は照ノ富士。一方の琴ノ若には翔猿があてがわれた。2人の対戦成績は7勝6敗で琴ノ若。奇襲・変則、何でもござれ。琴ノ若の充実度だけでねじ伏せてしまいそうに思えるが、最後の最後に厄介な相手と対戦することになった。

・ざんばら髪の新入幕・大の里、勝ち星を2ケタにのせた。佐田の海に前回しを取られ主導権を握られたが、残したあと逆襲に転じ切り返し。佐田の海、向正面下にすっ飛ばされた。明日の玉鷲戦が組まれた。ベテラン相撲巧者と楽しみな一戦。

・朝乃山復帰後2連勝。熱海富士相手に右差しで相手を起こし寄り切った。千秋楽は大栄翔と。2ケタ勝利なるか。

・東前頭16枚目の宝富士が王鵬に敗れて9敗目。2012年九州場所以来12年ぶりに十両に転落することが濃厚となったが「辞めないからね」とキッパリと現役続行を宣言したそうである。

・十両優勝は尊富士が自力で掴み取った。この日も千代栄相手に一方的に文句なしの相撲で勝った(押し出し)明日の時疾風戦に勝てば13勝(勝越し11)で十両所要1場所での幕内昇進なんて話にも(番付の巡り合わせ次第で)なってくるかもしれない(気の早い話だが)

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