霧馬山の優勝で幕を閉じた大相撲春場所。
本場所が終わると、お決まりのように相撲ロスに数日間陥る。
今日は優勝に関わった2力士以外の結果をダイジェストでお伝えする。
まずは小結対決の若元春‐琴ノ若。
立ち合い右四つ、すぐ巻き替えにいった若元春。そこを出る琴ノ若。寄り倒し(琴ノ若)とうっちゃり(若元春)は、若元春のうっちゃりに軍配。物言いがついたが、軍配通り若元春。
若元春、土俵下に転落した際に首をしたたか打ちつけたようで、痛がる素振りを見せてたが大丈夫か。最終成績は、若元春11勝4敗、琴ノ若9勝6敗。
初日から怒涛の10連勝、春場所を最後まで大いに盛り上げた一人、翠富士。
対戦相手は元大関、本来の調子に少しずつ戻りつつあるか、正代(時津風)
翠富士がもろ差し、対しかかえ込み、きめに出る正代。その体勢から思い切り振り回し、きめ出しで正代。
決まり手としては今場所初だが、同様の流れになったのは、数回見かけた気がする。わきが甘いと取るか豪快さを取り戻したと取るか、私は後者と受け止める、自信を持て、正代!両者ともに10勝5敗で春場所を終えた。
春場所新入幕トリオの一人、カザフスタン初の幕内力士金峰山(木瀬)は、隆の勝との千秋楽。突き放しにかかる金峰山。隆の勝は右腕をたぐって突きを封じるが、金峰山の咄嗟のすくい投げが決まった。
「右四つでも左四つでも。つっぱりでも」と自らの相撲の型を以前こう表現したそうだが(Wikipediaより)新入幕で11勝を上げ敢闘賞獲得。またまた魅惑的な力士が、夏場所を賑わせる。