不祥事が次々と発覚、揺れ動く相撲界。
そんな憂鬱など吹き飛ばしてと託したくなる若者が幕内上位に登場してきた。
春場所・西前頭5枚目まで上昇してきた大の里。
アマチュア横綱(2連覇)からプロ入り(幕下10枚目格付出)
プロ6場所目の大器。
先場所、新入幕(西前頭15枚目)で敢闘賞受賞(11勝4敗)
9日目まで8勝1敗で突っ張り、10日目からは割崩しで三役(琴ノ若・豊昇龍・照ノ富士)と当てられたが、敢え無く上位の壁に跳ね返された。ここからただの敗戦ではなくいろんなことを思い知らされたことだろう。
その後の3番は、元・三役や(幕内上位常連組だったが)この3人に圧勝してみせた。
この経験にプラスどういうことを意識しながら、稽古を積み重ねてきたか。
(三役陣から)杭を打たれた結果になったが、何を修正してきたか。
普通に素質もそうだが、修正能力というか(経験に基づいた)対応能力みたいなものが半端ではなさそうなので、期待したい。
流れ・状況にもよるが、横綱大関に1人(多くて2人)勝ちそうな土をつけそうな気もする(大きな願望込み)少なくともひと泡吹かせる展開に持ちこめるか。
また、性格・人間性も優れているらしく、(出待ちなどの)サインや写真撮影なども可能な限り応じているようで人気も上昇中。
宮城野(白鵬)や(引退した)北青鵬のパワハラ隠ぺい騒動。
新弟子検査申し込み過去最少27人・・・等、マイナスな情報を忘れさせ、本場所を盛り上げてくれるのはこの大の里であってほしい。
神社巡りが趣味の23歳である。
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