前頭2枚目が睨みを利かす

 今場所(7月)の番付は、前頭2枚目にに東・正代、西・御嶽海と奇しくも元大関が顔を揃えた。

大関陥落後、御嶽海(30歳)5場所目、正代4場所目(31歳)を数えるが、まだまだ老け込む年齢ではない。

新番付の上を見れば、4場所連続休場明けの先場所8度目の優勝を果たし横綱の面目を守った照ノ富士や、新大関・霧馬山改め霧島、関脇は大関獲りがかかる3人(豊昇龍・大栄翔・若元春)小結も今年に入ってから三役(小結)としての実力を証明してきた琴ノ若、復調してきた阿炎。

印象だけで語るに、この両雄は名古屋場所の三役陣とも(実力面で)引けを取らないはずだ。

前頭3枚目以下でも(主だったところで)再浮上してきた元大関・朝乃山、上位に定着してきた感のある翠富士、実力者(東西7枚目の)髙安や玉鷲にだって遜色ない・張り合える・いやそれ以上だ(期待値込み)

新番付を見渡してみて、この2人が名古屋場所をかき回す・動かす存在のように思えてならない自分がいる。


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