3年後の大一番を先物買い!

 初場所の伯桜鵬哲也の成績は、西幕下5枚目で6勝1敗で終わった。
左肩手術後3場所ぶりの復帰を見事な成績で結果を残した。
場所前の親方(白鵬)の散見されたコメントを集約すれば「医師は『良くなった』と言っている」と語りつつ「焦っても仕方ない。しっかり治す。(番付が)どこまで落ちてもいいと思っている」こんなニュアンスのコメントだったかと記憶している。
つまり本人に強い出場意思があり、初場所出場を認めたと受け止めた。

この伯桜鵬に唯一の土をつけた男って誰?

5日目の3番相撲・阿武剋戦。
アマチュアエリートでおととしの学生横綱(日体大)モンゴル出身・プロ2場所目の話題性の高い相手だった。
付け出し規定の変更で、幕下15枚目付出の「最後の力士」である。

その一番を動画で振り返る。
伯桜鵬が引いたタイミングでうまく左上手を取り、一気に決めて寄り倒した。

アマチュアの実績から「令和の怪物」と同じスタートラインに立ち、手術明けの(幕内では優勝争いまでした経験のある)先輩力士を文句なしに寄り倒した。

この2人の対決。
学生横綱のタイトルからプロ入り時の話題性、今後お互いにケガ無く歩みを続ければ、3年後ぐらいには、幕内優勝を決めるぐらいの大一番・顔合わせになっているかもしれない。

この阿武剋一弘の初場所成績は東幕下8枚目で6勝1敗。
唯一の黒星を喫したのが、幕下優勝を果たしたあの若隆景である。

春場所番付編成会議では、残念ながら「新十両」として名前が上がらなかった。
悔しさを内に秘め、今度こそ十両入りを決めてみせる。

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