横綱・照ノ富士がここにきてまさかまさかの一敗。
取組前にはこの結末は横綱のここまでの充実度からして考えられなかったが・・・。
とにもかくにもこの大一番を振り返る。
当たってからの差し手争い、大の里はもろ差し狙いなのか、左を差そうとした瞬間に照ノ富士が前に出て、大の里が横に(左に)重心をずらすと照ノ富士勢い余って土俵上にダイブするかのように手をついてしまった。全勝から一敗に後退した瞬間であった。
無数の座布団が舞い飛ぶ光景は、戦前に大の里の勝利を予想していた観客が少なかった証か(大の里には失礼だが)
大の里が左で釣る(誘い水)にしてうまく攻略した、見事!
(関脇陥落へ)あとがない貴景勝。
お互い激しい突き押し。貴景勝慌てず相手の動きをよく見ながら機を見て、いなしや引きを繰り出す。何回目かの左からのいなしに豪ノ山の足がついていけなくなり、突き落としとして勝負が決まった。
あとに続く言葉がなかなか出てきません。毎日、心打たれてます。
今日はこの2人の重鎮にスポットを当てました。