幕内優勝は大の里が昨日の14日目で決めてみせた。
その一番、豊昇龍戦を見ても、(現時点での)「格の違い」「次元が違う」「どちらが大関か」ぐらいの隙のなさを見せつけた(かなり強めのことを書くようだが)
アマチュア横綱(2連覇)からの鳴り物入りでの入門(プロ転向)の背景があるとはいえ、この短期間でメキメキと地力・実力を急上昇させたこの体躯を持つ男に、矢継ぎ早のスピードと
しっかりと腰を落とされ(連動して)足が出る(前に出られたら)ひとたまりもない↓↓↓
今日(千秋楽)の対戦相手は阿炎(東関脇)
夏巡業中のぎっくり腰の影響が少なからずあったか、昨日まで4勝10敗。
3場所守った三役を明け渡すことになった。
その阿炎はどこまで抵抗できるのか、番狂わせを起こすことはできるのか。
伝家の宝刀・もろ手突きに全てを賭けたいが、現状(今場所の)実績・勢いからして、やっぱり厳しいか。博打で時折見せる変化なんかしたら墓穴を掘るだけか。
どちらにしても大の里のスピードと圧力に飲み込まれそうな気がするが。
大の里としては、勝って「14勝の優勝」として今場所の有終の美を飾りたいところだ。
間もなく答えが出る。
向正面・砂かぶりでデヴィ夫人観戦中。