白熱相撲4選 九州場所2日目

十両2場所目、元アマチュア横綱の大器・大の里の2日目は、東十両7枚目の大翔鵬(追手風)右四つになって大の里有利に見えたが、大翔鵬も主導権を渡さず押し出してみせたが、物言いの末、取り直し。仕切り直しの一番は、大の里が右差しからの電車道で文句なしの押し出しで切ってみせた。都合2番取ったがわずかの時間の間に、作戦(何かを)修正して、有無を言わせないように仕留めてみせるあたり、十両レベルではないように思えた。

「綱取り」かかる貴景勝、元大関、人気者の正代と2日目。
立ち合いは貴景勝。もろ手突きなどで正代を後退させるが、その正代も下から突き上げ返す。正代、決めに出たところを引き落としが決まる。正代の体(たい)もかなり伸びていた。
(いつだって誰だってそうだが)懸命に2勝目を掴み取った。明日は宇良、一筋縄にいかない。対戦成績は13勝3敗で貴景勝リード。

大栄翔・豪ノ山、すごく楽しみにしていた。
物言いがつき、取り直しの一番はのど輪を中心に大栄翔が攻めたと見えたが、豪ノ山も負けじと押す押す出る出たが、そこを大栄翔は十分に見切っていた。大栄翔2連勝。
年間最多勝争いここまでトップの大栄翔、次(ひとつ上に向けて)いいステップの場所にしたいところ。明日は髙安。

熱海富士の精度が増している。
今日の御嶽海戦。立ち合いすぐの左前まわし、頭をつけながら腰を落としながらがぶって元大関を撃破してみせた。昨日の妙義龍戦といい、幕内3場所目の21歳はメキメキと実力をつけているのがわかる。先場所の調子を維持しているし、今場所もという期待感が高鳴る。
取組直後の充実した表情も印象的。

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