狼雅と對馬洋、新十両を決める!

 28日、九州場所の番付編成会議があり、ロシア出身の狼雅(23・二子山)と對馬洋(29・境川)が決まった。

9月場所、西幕下筆頭に番付されていた狼雅が4勝3敗でついに、2018年設立した元大関雅山の二子山部屋に待望の新十両が誕生した。

1999年、ロシア・トゥヴァ共和国クズル出身の23歳。
14歳の時に、モンゴルから移住。ウランバートルの街中で、白鵬杯の看板を見た父から出場を勧められ、数々の大会で入賞。彼の人生が変わる。
高校相撲の強豪・鳥取城北高校から勧誘を受け、2015年4月から相撲留学。
3年次の高校総体では、日体大柏高校3年の(現・豊昇龍)に勝ち、高校横綱のタイトル獲得。プロの道へと進む。入門先は相撲部石浦総監督が選んだそうだ(現役力士の石浦の父であることも知られている)

序ノ口・序二段優勝を果たし(序二段優勝決定戦では、のちに横綱となる照ノ富士に勝つ)、順調な滑り出し、そこから5勝2敗の星が5場所続き、幕下8枚目まで出世を果たすも、プロの厚い壁に跳ね返され、新十両には、幕下通過まで連続19場所を要した(コロナ禍による1場所中止を除く) 
フルネームは今年3月場所より、狼雅外喜義(ろうが ときよし)と名乗る。前述の石浦の父・外喜義氏から拝借したものか。

もう一人の對馬洋は、長崎県諫早市出身の29歳。
小学校4年で相撲を始め、頭角を現したのは、高校時代から日大相撲部在籍中。卒業後、境川部屋に入門。初土俵の場所でヒザの大ケガに見舞われるも、挫けることなく土俵に上がり続けた。
2019年初場所には、幕下10枚目に番付され、十両を射程圏内に捉えるも、全休2場所などがあり、三段目に降格される紆余曲折がありながら迎えた今年の秋場所では、幕下4枚目で5勝2敗を上げ、念願の新十両を決めた。

身長184㎝・体重130㎏と、体重の方は、今どきの力士からすれば軽量の部類に入るか。

尚、四股名の對馬洋は、大正時代の大関として活躍した力士でもある。
調べてみたら、まだ1場所10日制の頃だったんですねぇ。

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