所属力士2人、錦戸部屋の広告塔的存在・水戸龍聖之

 錦戸部屋
2000年9月場所限りで現役を引退した元関脇・水戸泉が、高砂部屋の部屋付き親方期間を経て、2002年12月1日付で分家独立し錦戸部屋を創設した(墨田区亀沢)

水戸泉と言えば、制限時間いっぱいの時に大きく塩を撒く「ソルトシェイカー」と知られ人気を博した。幕内優勝1回を記録している(1992年7月場所)

この錦戸部屋、現在関取は1人(水戸龍)=部屋初の関取になるのだが、関取誕生まで15年以上かかった。

(ここからが本題)
他に力士が一人しかいない(序ノ口・葛錦)
合わせて2人だけ。「富士泉」という力士もいたが、去年7月場所以降は番付外で、現在所属しているのか引退しているのか、はっきりとした所在がわからなかった。

水戸龍に賭ける期待は大きい。学生横綱からプロ入り、幕下15枚目格付出デビューまでした逸材なのだから。
錦戸親方は「正直言って、どんな記録を作ってくれるのかと思った」と言い、「大きな体を使いきれず歯がゆかった。欲がなくて優しい」と明かす。

殻を打ち破る何かが必要だ。自ら積極的に出稽古に行き、いろんなタイプの関取と番数をこなし自信と逞しさをつけてほしい。墨田区周辺・近辺にはそれらを満たす精鋭達が所属する部屋がいくつもある。かつての千代の富士がそうであったように。

所属力士もろくにいない・致命的な稽古環境が恵まれない中、水戸龍という男は不平不満をもらすことなく、黙って相撲を取り続け、背中で生き様を見せ続ける。

錦戸部屋には、人脈とコネをフル活用して有望な若者を獲得できるように祈りたい。

※錦戸親方の実弟・元梅の里がマネージャーをしているとあるが、今はどうしているのだろうか。

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