玉鷲、2度目の優勝成る!十両優勝は栃武蔵、朝乃山、6勝1敗で秋場所終える。

 荒れた、本当に荒れた。
最終的に誰が優勝に辿り着くのか予想つかなかった秋場所も、千秋楽を迎えた。

その優勝を決める大一番は、玉鷲‐髙安。
髙安の左のど輪を、右回りにいなす(かわす)玉鷲、(隙を見せず)そのまま突き押し、左のど輪で押し出して、優勝を決めた。2019年初場所以来、21場所ぶり2度目の優勝を果たした。37歳10ヶ月の優勝は6場所制になって史上最年長記録達成。
完璧と言っていい相撲、髙安は何も出来なかった。

貴景勝と若元春は、それぞれ不甲斐ない正代と御嶽海に問題なく、あっ気なく勝った.。
敗れた両大関は、ケガにつながるような出来事、もしくは(以前から抱えていた)古傷的なものがあったかもしれないが、いかんせん大関の地位に相応しいメンタルと力強さ、迫力が全く見えなかった。

若隆景は佐田の海を寄り切り、11勝4敗で本場所を終え、再び、大関獲りへの足掛かりを築いた。

豊昇龍は、遠藤に右に変化しながら、上手を取る。上手投げで崩しながら、最後押し出して勝ち越した。
変化で勝ったことに、偉大なる叔父は自身のSNSで、不満を漏らしていたようだ。期待の現れか。

錦富士は、琴ノ若を送り出して10勝目。
新入幕から2場所連続の2ケタ勝利は、あっぱれ!

令和4年大相撲秋場所、幕内は

優勝 玉鷲(2度目)

殊勲賞 玉鷲(2度目) 翔猿(初)
敢闘賞 髙安(6度目)
技能賞 若隆景(4度目)

横綱照ノ富士の休場、両大関の不調がある中で、優勝を決めた玉鷲や髙安、北勝富士(30歳)といったベテラン組の健闘に加え、大波兄弟・翔猿・錦富士ら若手力士が大いに場所を盛り上げてくれた。

十両の千秋楽は、14日目に優勝を決めた栃武蔵が、金峰山との新十両対決。
互いに左上手を引き、がっぷり四つになったが、金峰山が上手投げからの寄り切りて10勝目を上げ、大健闘の場所になった。
北の若に東白龍は、東白龍が突っ張りから責め立てるも、北の若が体を入れ替えて押し出し。
北の若も2ケタ勝利の10勝5敗。
熱海富士‐貴健斗は、貴健斗のはず押しで、土俵際まで後退する熱海富士が我慢できなくなったのか、引いたところを押し出して貴健斗の勝ち9勝目。物言いがついたが軍配通り。
場内アナウンスで、負けとなった熱海富士の悔し気にひきつった表情をしたのが、印象深い。

3人の新十両がそれぞれ栃武蔵(11勝で優勝)、金峰山(10勝)、貴健斗(9勝)と大活躍!
10勝以上が上記の2力士に加えて、北の若の3人と寂しい感もあるが、来場所の捲土重来を楽しみにしよう。
苦労して十両の座を掴み取り、回転のいい突っ張りで土俵を沸かせた栃丸、2勝13敗の成績で、3場所守った十両の地位を明け渡すことになってしまった、残念無念。

最後に。
元大関朝乃山は、幕下20枚目の栃幸大との一番。
腰を落とし、上体低く、圧倒して押し出し。
6勝1敗で今場所を終え、来場所はおそらく、幕下5枚目以内の上位に番付を上げてくるだろうと予想される。

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