令和の曙が成し遂げた大仕事!!・8日目

 東前頭11枚目・北青鵬(宮城野)が優勝争いを揺るがせた。

昨日(8日目)ここまで全勝の元大関(東前頭14枚目)朝乃山(高砂)を土をつける、殊勲の星を上げた。

まずはその相撲。

会心の一番だった。立ち合い左に飛ぶ奇襲。くるりと回り、長いリーチを生かして左上手を取ると、土俵際で怪力を発揮。右の下手を力いっぱい引き、朝乃山を土俵に投げつけた。

前日の剣翔戦前に8日目の割が決まっていたこともあり、頭の中でこの日の一番を何度も想定。「シミュレーション通り」と雪辱への執念が勝ちを呼んだ。(デイリースポーツより)

「令和の曙」と呼ばれ、204センチ、185キロの巨体で本場所を沸かせている。

大きすぎるがゆえの規格外・普通のもの差しでは計り知れない相撲がまかり通ってしまうところに人気・注目を集めている。

この顔を目に焼き付けてください、覚えてくださいね!21歳の若者です。

令和の曙のサイン色紙です↓↓↓

玉正鳳、夏場所の戦い

 十両2場所目を迎えた、西十両11枚目「マンちゃん」こと玉正鳳 萬平(片男波)
毎日、懸命の土俵を送っている。

ある時は四つ相撲、ある時は変化、ある時は(部屋事情から)付き人と、八面六臂に「力士
職」を全うしている。

そんな玉正鳳の「厳選・夏場所好取組」

初日・英乃海(木瀬)戦
当たってすぐに左に回り込む玉正鳳。右下手から左上手、そこから引きつけて寄り切り。
正攻法の取り口でまずは初日飾る。が、取組直後に足がカクンとなっていたが、あれは大丈夫だったのか。

5日目・志摩ノ海(木瀬)戦
もろ手突きの玉正鳳、右差し左上手から寄り切り。
付け入る隙を与えない速い相撲で制した。

6日目・千代の国(九重)戦
こちらもスピードあふれる一番。
右上手・左のど輪で元前頭筆頭を押し出し、会心の相撲。

7日目・對馬洋(境川)戦
立ち合い、もろ手からの引き落として玉正鳳の勝ち。
思い切りと決断力と行動力のスピードで勝利をつかんだ。

動画がなくて字面だけだと伝わりにくい部分もあるが、好調の要因としては、

⒈軽量を自覚し、スピード勝負を実践していること(それが概ねできてる)
⒉土俵際の攻防に足腰の良さを生かせてること

ですかね。

前半戦を6勝2敗の好成績で折り返す。

後半戦はどんな展開が待ち受けているのか。

好漢・玉正鳳の動向を見守りたい。


絆を大切に↓↓↓

珍・栃丸

 もう4日も前の話だが(5月17日・夏場所4日目)

元十両の西幕下16枚目・栃丸(春日野)と西幕下15枚目・東俊隆(玉ノ井)の一番で、異例の“さがり待った”があった。立ち合いから強烈な突っ張りの応酬。栃丸は、前みつに手を掛けられると、そのままさがりが抜け、自身のマゲに絡まった。激しい攻防は続き、腕を手繰られて体が泳いでも、絡まったさがりは落ちず。お互いに手をつかんで組み合ったところで、すかさず行司の木村千鷲が勝負を止め、さがりを取り外した。(スポーツ報知より)

「驚愕」とも言えるシーンがこの動画の中にある。

「まわし待った」や「水入り」以外でこうしたケースはちょっと見たことがない。初めてである。

栃丸は「まげが絡まっておもしろかったので笑いをこらえるのに必死でした」と冗談交じりに笑顔で振り返ったそうだ。

あと、対戦したこの二人は、東京・足立新田高の先輩後輩の間柄らしい(栃丸が7コ上)

十両陥落後4場所目の栃丸はここまで2勝2敗。
回転の速い突っ張りで来る日も来る日も勝負する、一途なまでの突き押し力士。
十両復帰へ向けて、突き押し相撲一筋で白星を積み重ねる。

春日野部屋記念グラス↓↓↓

その強さ、反則です・7日目

 落合哲也(宮城野)西十両8枚目 19歳 鳥取県倉吉市出身

高校横綱・実業団横綱タイトル獲得後、プロ入り。
初場所・幕下15枚目付出 7戦全勝優勝
春場所・西十両14枚目 10勝5敗
で迎えた今場所。
プロ入りわずか3場所目である。ここまで6連勝の快進撃!
今日の相手は、東十両7枚目の貴健斗(常盤山)

立ち合いは貴健斗がよかった。即座に寄って出るも、落合は左差しだけで残す。
土俵中央での探り合いから、寄って仕掛ける落合。右をおっつけながら突き落としで最後仕留めた。

初日から左肩にテーピングを施している。4月中旬に負傷したという。「(左肩は)できる限りケアして予防して覚悟を持って土俵に上がっているので大丈夫です」とのコメントを2日目取組後の時点でしていたそうだが、どこ吹く風と言わんばかりの力強さ・勝ちっぷりである。

~それにしても強すぎる~

と思い、今場所のここまで(6日目まで)を振り返った。
少しの劣勢・(取組)時間を要したのは、美ノ海(4日目)・北の若(6日目)ぐらい。
左肩のテーピングは何を意味してるのかな?本当に痛いのかな?
逆に力士心理で言うと、そこをつけこめないのかな?
更に言えば(ある種の)ハンデにもならないようなぶっちぎりの強さでひた走っている。

部屋の師匠、元白鵬の宮城野親方は「本当に相撲を知っている」と絶賛する類まれな相撲センスで、明日の中日・8日目は島津海(西十両6枚目・放駒)を迎え撃つ。

7日目を終わった時点での十両優勝争いは
落合と豪ノ山の2人が全勝で先頭に立っている。

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遠藤(西前頭2枚目)本日より休場

 元気が無いなぁと思っていた今場所の遠藤が残念ながら休場するそうです。

相撲協会は20日、幕内・遠藤(32=追手風部屋)が7日目から休場すると発表した。師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)が報道陣の取材に応じ、症状を説明した。

 遠藤は15年に左膝の半月板損傷、前十字靱帯損傷の大ケガを負っており、慢性的な両膝の痛みと長年闘ってきた。師匠によると「今場所前というか、ずっと調子悪い」と古傷の状態がさらに悪化してきたという。

 再出場の可能性については「厳しいかなと思います。再出場できるぐらいだったら休まないと思う」と慎重な姿勢。(日刊スポーツより)

ボロボロ、満身創痍という解釈でいいのでしょうか。

あまり抵抗がなく、あっ気なく敗れていくさまに厳しいんじゃないかとは思っていましたが。

まずは、ゆっくり休んで少しでも状態を良くしてほしいですね。

まだ活躍できると信じたいです。

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