昨日、2020年初場所で幕尻優勝を果たし、23年9月に引退した元幕内の徳勝龍の引退相撲があったらしく、断髪式には元松鳳山が来場し、はさみを入れたそうである。
(当然)現役時代とは違う出で立ちだったが、この通り笑顔で現在の千田川親方をねぎらっていた。
焼肉屋経営は順調か。
写真右が元松鳳山
左が元阿武咲 ↓↓↓
昨年6月に当ブログで紹介させていただきました!
昨日、2020年初場所で幕尻優勝を果たし、23年9月に引退した元幕内の徳勝龍の引退相撲があったらしく、断髪式には元松鳳山が来場し、はさみを入れたそうである。
(当然)現役時代とは違う出で立ちだったが、この通り笑顔で現在の千田川親方をねぎらっていた。
焼肉屋経営は順調か。
写真右が元松鳳山
左が元阿武咲 ↓↓↓
昨年6月に当ブログで紹介させていただきました!
初場所千秋楽後(1月29日)に引退力士として発表されたのは9名。
中でもネットニュースにもなった海乃島(藤島)は、現役最後の大一番で痩身の体をフルに活かした大技で力士生活に別れを告げた。
14日目・元十両・朝乃若戦 たすき反り
ご覧あれ↓↓
両者には30㎏の体重差があったようだが、ものともせずに担ぎ上げた。
大学時代から対戦経験のあるライバルとも言えるであろう(学年は海乃島がひとつ上)朝乃若に勝ち、現役最後の場所を2勝5敗で終えた。
8年間の現役47場所中、幕下に在位すること35場所。
13時台によく見かけた理由を納得した。
藤島部屋の千秋楽パーティーで断髪式を行い、ちょんまげも切り落とされている。
今後は東京で就職する予定という。
海乃島 聖和
最高位:東幕下9枚目
通算成績:167勝150敗5休
宇良和輝
西前頭4枚目
7勝8敗で1月場所を終えた。
今場所も魅せてくれた。
楽しませてくれた。
初場所の宇良特有の機能と奇手、パフォーマンスをもう一度。
4日目・髙安戦 伝え反りの巻
相手に攻め込まれた時、腰を低く落とすようにしてしゃがみ込み、相手の膝あたりを両手で抱えて背中の方に投げ飛ばすようにして倒すこと
と、(伝え反りに関する)説明書きがあった。
で、振り返ると
炸裂3秒前の1:06あたりの何かを企んでるような雰囲気・オーラが何とも痺れる。
その辺の力士だったら、まず成し得ないし、取組の流れの中で思い浮かぶことすらないであろう大技をこの男は通算で3回も決めてるから仰天だ。
10日目・若元春戦 ファイティングポーズの巻
この日は押し倒しで敗れるも、途中、相撲という競技ではまず見られないタブーと言っていいくらいのポーズがあった(0:49から2秒くらい)これも戦略の一環か、ある種の陽動作戦か!?しかし結局は、若元春の前進を許し、伝え反りのような大技を仕掛けようとするも未遂に終わっている。
見た目は純朴
語り口は朴訥
取組前から勝負がつくまで、ここまで勝敗を超越した高揚感を与えてくれる力士は近年どれくらいいるだろうか。
(不戦勝を含めた)34の決まり手を操り通算359勝を挙げているこの好漢から、今後も目が離せない。
ここまで2敗、単独トップだった金峰山は3敗の王鵬戦。
金峰山のど輪で相手をけぞらせるも、王鵬が左からのいなしで形勢逆転。最後は魂を込めて金峰山を押し出した。
これで決定戦にもつれた。
そこから今日、結びに割が組まれている豊昇龍へ。
千秋楽の対戦相手は、今場所すっかり商品価値を落としてしまった琴櫻。
常に主導権を握り動き回るのは豊昇龍、そのまま寄り切って豊昇龍。
優勝決定巴戦
第一戦は、金峰山ー豊昇龍。
張り差しの豊昇龍に対して、金峰山左上手。豊昇龍は下手投げで相手の上体を崩しながら寄り切り。金峰山、何ひとつ抵抗できなかった。
勝った豊昇龍は続けて王鵬戦。
今度は四つで最初から密着。左上手を十分に引いて、出し投げからの最後は寄り倒しで決めた。2度目の優勝成る!
上記2番の動画↓↓↓
この優勝を受けて、審判部は臨時理事会の招集を要請するそうなので、横綱昇進が決定的となった。
(主観になりますが)まぁ、確かに横綱昇進の条件には満たしているが、何か圧倒してる感がなくて。
今場所の3敗の対戦相手はいずれも平幕ですし。
このことに関しては、諸手を挙げて賛成しきれませんけどね。
奥歯に物が挟まる感じがします。
でも、おめでとうということになるのでしょうか。
安青錦が今場所も大活躍。
千秋楽の今日は、同じく3敗の生田目(二子山)戦。
昨日までの2日、成績優秀者の獅司と竜電を渾身の突き押しで立て続けに撃破。
今日も安青錦を最後まで苦しめた。安青錦はよく耐えた。両者の熱戦。
しかし、生田目の突っ張りは本当に強度があって、右のいなしも強い(荒い)
それを安青錦は低い姿勢で耐え続け、押し出した。
星の上では準優勝。
(多分、間違いないだろうが)外国人力士最速新入幕有力。
プロキャリアがこれだけ短いのに、相撲のスキルが高く、柔軟性に富む。
日頃からの稽古の積み重ねが随所に垣間見える。
土俵態度の良さも好感度大。
どこまでも末恐ろしい20歳の新入幕が3月春場所に誕生する。