錦戸を輝かせた星、水戸龍引退

 錦戸の広告塔・水戸龍も引退。

力士数の少ない弱小部屋と揶揄されながらも、懸命に奮闘してきたが・・・。
「学生横綱」を筆頭に数々の輝かしい経歴、タイトルを引っさげて、錦戸部屋に入門。
(どうゆうコネや伝手、口利きがあったのかは不明だが)
アマチュア時代の実績が認められ、幕下15枚目格でデビュー。
幕下卒業(通過)には4場所かかった(5場所目に新十両)
そこから膝と腰のケガと対峙しながら、4年以上十両でもがき続ける。

優しい性格も影響してか「積極性」「意欲的」という勝負師として必要なものが今一つ欠けていたか。しかし、それが「水戸龍」という力士・人間を物語っていたかもしれない。

水戸龍 聖之(みとりゅう たかゆき)
最高位・東前頭13枚目
通算成績・332勝332敗46休
十両優勝を2回記録している。

錦戸だったから良かった力士人生だったのか
錦戸以外だったら違う土俵人生があったのか

糸口の見つからない思いがかけめぐる。
オレンジ色の廻しを締めて孤軍奮闘した姿が忘れられない。

水戸龍の第2の人生、更なる成功を祈る。

ありがとう、宝富士。

 宝富士引退により、花のロクイチ組現役関取が完全に消滅。
(当然のことだが)時代の流れや曲がり角を感じるし、見方・見る角度を変えれば(11月で41歳を迎える)玉鷲のスゴさをあらためて実感する。

(宝富士に関しては)9月場所前にも「関取維持を賭けて」という意味合いで投稿させていただいたが、いざ場所に入ってみれば、中日8日目まで4勝4敗とまだまだ可能性があるように思えたが。しかし、ここから先が1勝6敗となり、最終成績5勝10敗で力尽きたか。
年寄「桐山」を襲名。
自身のような「左四つ絶対」「左四つ鉄板」と思えるような後進の育成を楽しみにしたいところだ。

99場所勤めた現役力士生活に、休場の記録は一度もない。
つまり1398回という出場記録は、初土俵から連続出場のままゴールテープを切り、現役生活のピリオドを打っている。
通算連続出場歴代6位という記録を樹立した青森県出身の偉大な力士が土俵を去った。

お疲れ様でした、宝富士 大輔。

安青錦、今場所珠玉の一番

 (本割り前の更新です)
安青錦14日目まで、11勝3敗と今場所も強さを発揮してくれた。
頭をつけて、低い体勢から勝機を窺う相撲の流れも、安青錦ペース・必勝パターンへ近いものになりつつあるか。

今場所ここまでの彼の相撲を振り返るならば、やはり12日目、横綱・豊昇龍に勝ち、全勝から引きずり下ろした取組が「珠玉の一番」と言えようか。
スピード勝負に負けず、局面打開を図る豊昇龍の小手投げを見事に切り返した。
その一番をもう一度↓↓↓

ここから優勝争いが混迷し、翌日、豊昇龍は琴櫻にも黒星。
大の里と成績トップが入れ替わり、今日(本日結びの横綱決戦に)至る。

(昨日と同じことを言うが)今日勝って12勝に挙げ、今後への土台をさらに強固なものにしたい。勝ち星ひとつ違うだけで、聞こえと心象が違う。

技能賞受賞おめでとう!
殊勲賞受賞には「?」な条件がつくようだが、どうなりますか。

4場所連続2桁勝利。
これだけで実質・準優勝的なものを感じます。

このあとに控える若元春戦を目一杯応援します!

横綱決戦の前日に・・・ 2025秋場所14日目

 琴櫻が本日より休場。従って横綱・大の里の不戦勝になった。
昨日の豊昇龍戦で右ひざを痛めたということ。
勝った直後に気にする素振りを見せていたが、診察の結果、右ひざの内側側副じん帯の損傷のため全治3週間ということらしい。そこまでのケガを負ったかなという気がしたかな?という気が正直したが・・・。
易々と優勝争いトップの大の里に、戦わずして13勝目が転がり込んだ。

そうなると直後の結びに若隆景戦が組まれていた、豊昇龍はどうなったか。
立ち合い一瞬の変化で2敗を守るという、一番やってほしくない釈然としない興ざめする取組に終わった。これはちょっと、ね・・・。私の中ではマイナスな印象として残りました。
まぁ、そりゃあ勝つしかないし、手堅く勝利を掴みたい気持ちはわかりますが。
その一番↓↓↓

明日の千秋楽決戦はどんな形・相撲になるのでしょうか。
大の里の圧力に飲み込まれるのか、スピードで主導権を握り、決定戦に持ち込むことができるのか、豊昇龍。
今場所総じての相撲内容、何て言うか、大の里のいろんなスケールが跳ね飛ばしてしまうのかなという気がするがどうなるか。

そうなると、やっぱり安青錦がどんな相撲を見せてくれたか、気になる。
平戸海に押し込まれれ、土俵際まで後退するも慌てることなく、平戸海の動きをよく見ていた。頭をつけ、突っ張りを封じ、すぐさま叩き込んだ。明日の若元春戦が今場所の総仕上げになる。勝ち星を12に挙げ、更なる高みへの礎を築きたい。

続・安青錦が9月の土俵を熱狂させる 2025秋場所・13日目

 成績上位の移行があろうにも安青錦から。
この取組だって、優勝に関わっている。隆の勝が2敗だから。
立ち合いから、安青錦に中に入らせまいとばかりに、激しく突き放す隆の勝に安青錦も突き返し応戦。一瞬の隙を突き、左からいなす(安青錦)ここを起点に低く頭をつけ土俵下に追いやった(渡し込み・安青錦)
辛抱強く機をうかがい、すぐさま体を預けて勝機を逃さない嗅覚は今日も健在。
この勝利により(新入幕から)4場所連続2桁勝利の快挙成る。
どこまでも奇跡を見せてくれ、安青錦。明日は平戸海。

昨日、全勝から滑り落ちた豊昇龍。
対して、唯一の大関・琴櫻。
立ち合い、スパッと浅いもろ差し琴櫻。連動して前傾姿勢で足が出て、腹で押した。
呆気ない結末に、11連勝で驀進していた横綱の姿はなかった。
ここにきて痛すぎる連敗(豊昇龍)

さぁ、優勝争いトップに躍り出た大の里。
本日、結びで若隆景。
立ち合い(大の里の)右の二の腕辺りからのかち上げに取れなくもないがどうだろう?
右差しの大の里に若隆景はやや強引に投げを試みたが、逆に大の里に距離を潰されただけ。
寄り切って大の里。優勝戦線単独トップに躍り出た。
明日は琴櫻。星の差を逆転し、14日目で決められることができるか(優勝を)
両者の対戦成績は大の里の6勝4敗(現在、大の里4連勝中)

元大関・朝乃山、十両の土俵で錦富士に一方的に攻め込まれ、いいところなく3敗に後退している。

明日の14日目に勝ち越しかける幕下以下では(当ブログの視点で)
山藤と米沢龍に期待したい(他にも多数いますが厳選して)