再十両組2人と幕内を盛り上げる2人 2024春場所4日目

 右膝の大ケガから復帰した若隆景は、志摩ノ海との一番。
やはり復調して土俵勘が戻れば問題なし。まぁ(失礼ですが)レベルが違ったか。
5日目は幕内経験豊富な碧山。

北磻磨に待望の初日。
對馬洋に対し低く当たり、密着して圧力をかける。たまらなくなったのか對馬洋が叩きに出たところを一気に押し出し。苦しい3連敗スタートを吹き飛ばしてくれるかのような圧勝劇だった。感動!

大の里、今日も走る!
実力者・翠富士に対しても怖気づくことなく堂々とした相撲。
右肩からかちあげ気味の立ち合い(体格差も違うが)翠富士に何もさせなかったわずか2秒での決着!

尊富士も負け知らず!
大ベテラン・相撲巧者の妙義龍に頭と重心低く当たっていく。堪えきれなくなったか妙義龍引いてしまい勝負あり。尊富士、腰を落とししっかり重圧を与えていた。こちらも無敗を守った。

大鵬の孫・貴闘力の息子、王鵬あと一歩・・・
殊勲の星をあげて光があたるかと思ったのですが、やっぱりあと少しの詰めが甘かったですねぇ。ガムシャラに貪欲にもっといってほしい!!

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大の里、大の里、大の里 3日間を振り返る

 今場所も充実した相撲内容で初日から3連勝と好調を維持。
大の里の3日間を振り返る。

3日目・平戸海戦 

もろ差しを許した感もあるがそんなことお構いなし。
まるで怪物が襲いかかるかのような圧力と迷いなしのスピードで撃退!

2日目・豪ノ山戦

動画が見当たらなかった。
豪ノ山ののど輪で上体を起こされ反り返ったが、ここも寄りながら右差し・左おっつけで豪ノ山を封じた、何もさせなかった。

初日・剣翔戦

195㎏の自己最高位・上り調子が来たってなんのその。
バチーンて感じの立ち合いから深い肩越しから入った右差しで剣翔の上体を起こし、左は極めるようなおっつけで剣翔の自由を奪う。万全の形で寄り切り。

幕内中位でも抜きん出た強さ、今場所こそ上位戦でも旋風を巻き起こしてくれるのではないか。
頼むぜ、大の里!!

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荒れる上位陣に、大の里・若隆景の充実 2024春場所2日目

 注目の新大関・琴ノ若、2日目で早くも土。
元大関・朝乃山を相手に全くいいところがなかった。
立ち合いから朝乃山の前傾姿勢・腰を落としての寄りに琴ノ若何もできず持て余すのみ。
あっさりと土俵を割った。新大関、期待も大きいが(今日の敗戦・取り口による)残念な気持ちも同じように大きい。明日からどう立て直していくか。

初日にまさかの不覚(黒星発進)の横綱・照ノ富士、立て直せるか今日も厄介な敵・宇良。
力で強引にねじ伏せた。まぁ、これも照ノ富士流。逆に言えば(極論に近いが)どんなことをしたって、何があっても勝たねばならぬ「横綱」なんだから。力士人生・生命とも戦っているわけだし。明日は朝乃山、難敵が続く。

熱海富士が霧島(大関)に対して、うまく攻略してみせた。
霧島が巻き替えにきたところから相撲が動いた。熱海富士が小手投げで崩したあと、霧島のアゴの下に頭をつけ、これを嫌がったのか霧島は自らの方に呼び込んでしまう態勢になり、寄り切られてしまった。熱海富士にとっていい一番だった。

大の里、今日も盤石の相撲で豪ノ山を寄り切ってみせた、文句なし。明日も進化を見せることができるか、平戸海戦。

~今日の若隆景~
若隆景十両復帰2日目・玉正鳳戦は、玉正鳳にだいぶかき回された感があったが、過去の実績(経験)と日頃からの豊富な稽古量が垣間見えるような相撲展開で押し出し2連勝スタートとしている。

これからだ↓↓↓

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十両感動物語・2024春場所初日

 琴ノ若が大関に昇進して1横綱4大関で迎えた春場所。
蓋を開けてみれば波乱のスタート(初日)だった。

が、しかし個人的にはこれらの事よりも再十両組の再起の相撲からお伝えしたいと思う。
また違った趣があったので。

北磻磨ー伯桜鵬
戦後2位の高齢記録となる37歳6ヶ月での再十両、相撲の職人・北磻磨と左肩関節亜脱臼の為、2場所連続休場・遠回りを余儀なくされた伯桜鵬。再十両同士の初日は、立ち合いから攻勢を仕掛け上手投げで伯桜鵬。北磻磨に何もさせなかった。

https://youtu.be/50t1dxmkx_Y?si=_vsKGxBc7WNgG364&t=106

若隆景ー欧勝海
右膝靱帯の大ケガから3場所連続全休後、幕下2場所を経て再十両した若隆景の再起戦。
激しい突き合いから左差し、もろ差しへ。無難に初日白星スタートとなった。場所前には大栄翔らといい稽古を積み重ねてきたようである。まずは初日、第一歩を踏み出した。

幕内2場所目・大の里
先場所、新入幕で11勝(敢闘賞)を挙げた大の里。プロ6場所目。未だざんばら髪の初日は剣翔。
立ち合いからスピードと圧力で先制。問題なく寄り切った。目覚ましいすべり出し。

~波乱の横綱大関陣~

冒頭に少し書いたが、この5番のうち3番に変動あり(先に言ってしまうが)
どこにスポットを当てようかと思ったが、先場所優勝を遂げた横綱・照ノ富士の相撲。
対戦相手は再小結・錦木。
右差しに左おっつけの錦木に対し、委細構わず寄って出るが、錦木も途中で左上手を取った。
巻き替えてもろ差しになった錦木。体を預けながら寄り切った。

 たかが初日されど初日なのだが、休場が多く膝を中心に爆弾を抱える横綱が早くも初日で躓いた訳だがこれ如何に。
定型句通りにこの先も荒れるのか。

ここからだ、照ノ富士!!↓↓↓

奈落の底から見上げた明日 

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純血・中卒、高田川流

 モンゴル出身力士を中心に多くの外国人力士が台頭する現在の相撲界。
日本出身でも高校大学でアマチュア相撲や柔道などを経験し入門を志願してくる若者がかなり多くを占めるようになった昨今の相撲界。

この流れを抗うかのように、純血主義・(基本的に)中卒のみの入門の受け入れ、弟子育成を貫き続ける高田川部屋(師匠は元関脇・安芸乃島

藤島部屋(後の二子山部屋)に所属し、猛稽古で鍛え這い上がってきた。
関脇12場所を務め、獲得した金星は驚異の16個!
(千代の富士・北勝海・旭富士各4個、大乃国2個、曙・武蔵丸各1個)
そして有名なのが、勝利後の無口で寡黙な殊勲インタビュー。
「負けた力士に失礼だ」という理由であえてそうふるまっていたそうだが。


引退後、(同部屋で活躍した)貴乃花との確執で年寄株取得・移籍には時間を要したそうだが、2009年に先代・高田川と年寄名跡を交換する形で高田川部屋を継承した。
2009年9月に部屋を新築・移転し、完全に一国一城の主となる。

現在の関取は、湘南乃海竜電(先代からの弟子)・白鷹山と個性派揃い。
特にまだ年齢が若く、立派な体格で伸びしろが大きく感じられそうな湘南乃海には奮起を求めたい。
幕下に目を移せば、ホープとして名高い大辻(今場所・西幕下15枚目)や安房乃国など。
三段目には43歳の古豪・大雷道(元十両)もいる。

行司では、天下の「木村庄之助」(在位2場所目)も高田川に籍を置く。

昭和の香り漂うこの高田川部屋力士達が浪速の土俵を熱く盛り上げる。

今場所も高田川部屋を応援します↓↓↓

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