やっぱり、正代。 2024夏場所2日目

 2日目を前にして早くも照ノ富士と貴景勝の休場が発表され、ガッカリな気持ちになったものだが、変わりに誰が場所を引っ張ってくれるのかなぁ・盛り上げてくれるのかなぁという気持ちになりました。2日目の振り返り。

初日に 横綱・照ノ富士を破り意気上がる大の里は、元・大関 髙安に右からのかち上げを見せたが、臆せずに髙安左差しから前へ出る。持ち堪えられなくなったのか、大の里が引いてしまった。押し出して髙安。いい意味で(髙安は今までの)経験が生かされ、新鋭の壁となった一番となる。

人気者の元・大関 正代、今日は会心の相撲を見せてくれた。
下から突き上げながら足の動きも連動している。こんなことをされたら対戦相手はたまらない、何もできなかった。

~2大関の明暗~

霧島は初日の負けを払拭できるか平戸海と。
昨日の余勢に駆ってか、平戸海一気にもっていきかけたが、大関は冷静に対処。きちんと押し出し今場所の初日が出た。コツコツいこうよ、明日は結びで熱海富士。

豊昇龍、今日も惨敗。
阿炎に立ち合いからのど輪(もろ手突き)を喰らい、そのまま土俵を割ってしまった。阿炎の右をたぐるような動きを見せたが何もできなかった。
明日は大栄翔戦が控えるが、この連敗の屈辱を取り戻すことができるでしょうか。
ここまでの対戦成績は12戦して豊昇龍の8勝4敗。

やっぱり、あなただ↓↓↓

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殊勲者は きらり輝く 新世代 2024夏場所初日

 まぁ、なんという憐れな結末。
初日に横綱大関5人が揃って黒星発進。昭和以降初の大惨事。
一部横綱大関戦を振り返る。

照ノ富士は場所前から左脇腹を痛めていて、ぶっつけの状態で今場所に入ったそうだ(この時点で今場所の出場も厳しかったと思うが)
それでなくとも、慢性的な膝と腰の痛み(爆弾)を抱えている背景があるし、現在、唯一の横綱。自分の意志だけではどうにもならない事情や背景もあるのだろう。
そんな中での大の里戦は、いいところが全くなかった。
立ち合いからもろ差しを許し、大の里の寄り(圧力)に後退するだけ。逆転を狙った小手投げも焼け石に水で万事に休した。

熱海富士は会心の一番。
豊昇龍に対して左上手を立ち合いすぐに引き(この時点で勝負あったかも)あとは自在に相撲をコントロール。落ち着きはらって上手投げを決めた。

平戸海と豪ノ山は気っ風のいい押し出しで、平戸海は貴景勝に、豪ノ山は霧島にそれぞれ自分のスタイル(得意な形)で快勝した。
貴景勝も照ノ富士同様(かなり辛口になるが)現役を続けること自体苦しいか。
霧島も機先を制する意味での張り差しだったのかもしれないが、少しの効果も与えることができずに完敗。苦労した先場所からこの先脱却することができるのか。

初日の上位4番を挙げたが、なんだか世代交代の一部を見たような気もするが(たまたまかもしれないし、気が早すぎるかもしれない)
番付上、場所を盛り上げ牽引しなきゃいけない上位陣が揃いも揃って黒星発進。
残念で仕方ない。嫌な現実を見てしまったと言っても過言ではない。

完全に日付が替わっての更新になった。
早くも横綱・照ノ富士と大関・貴景勝の休場が発表されている。

浅香山イズム、継続なり

 元幕内北青鵬の暴力問題で師匠の責任を問われ、転籍先の伊勢ヶ濱部屋付きとなった元白鵬の宮城野親方。部屋付きの親方として、白まわしを締め土俵に下り、弟子達の稽古を見守っている。時には胸を出すこともあるのだろうか。
上述の問題に始まり、自身の現役時代の素行の悪さ・不祥事までをここぞとばかりに取り上げられ、自らの(宮城野)部屋の閉鎖にまで追い込まれた。
二転三転した転籍問題は、伊勢ヶ濱部屋で決定。
(伊勢ヶ濱部屋の)関取は横綱照ノ富士を筆頭に現在6人。部屋全体を見渡せばアマチュアで実績を積み、プロ転向した力士が多く所属する角界有数の名門。
結果論で言えば、収まるべきところに収まったと思う。師匠は元横綱・旭富士。現役時代の実績・優勝回数こそ大きな差があるが、親方としての功績は胸を張れるものがある。統制ができるのではないかと(期待したい)

前置きが長くなった。
この結論が出るまでに、候補に上がっていた部屋のひとつに浅香山部屋があった。
人気力士・元大関の魁皇が2014年に興した部屋である。

現在、関取不在だが部屋頭は十両を12場所務めあげた魁勝(花道から入る時・引き上げる時の深いお辞儀が印象的・最新番付は西幕下14枚目)を始め12人の力士が所属する(うち5名が幕下)
他、元・友綱部屋で幕下まで上がった名城國を父に持つ魁清城(西幕下49枚目)など。
今年春場所には3名の初土俵組がいる。

この12人の顔ぶれに学生相撲出身者や外国人力士がいない。
これに関して親方の理念・ポリシーがあるようで、そもそものルートがないことと「あとからすごい人が入って、あっという間に番付を抜かれると、コツコツ頑張っている子のやる気に影響してしまう」ということだそうだ。どこまでも心優しい親方の考えが伝わってくるかのようだ。

ざっとすぎるほどの概略を書いたが、ここに宮城野部屋が転籍してきていたら大変なことになっていただろう。

何より部屋の雰囲気(浅香山部屋はいい意味でアットホーム)
親方同士の弟子育成に関する考えやスタンス、相撲観、人間関係(人脈)などが混合したらここまで培って築き上げてきたものがかなり崩壊してしまうのは間違いなかったのでは。
支える女将さんの気苦労・ストレスも半端ではなかったはず・・・などなど。

ともあれ、「浅香山流」が守られて良かった。

部屋付きの親方はユニーク解説(最近はこの方の解説を聞くのが楽しみになってきた)として名を馳せてきた元・関脇 魁聖の友綱親方(大島部屋から移籍してきて1年になる)

在籍力士のほとんどが両親方の現役時代の四股名及び旧・友綱部屋の由緒ある「魁」の字がつく。

所属力士の活躍を期待したい。
特に魁勝に奮起を求めたい。

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こんにちは 玉鷲一朗です

 周知の事実であるが、玉鷲は3月に日本国籍を取得した。
今まで四股名として使用してきた「玉鷲一朗」がそのまま本名となっている。
年月の経過とともに耳に馴染んできたら、結構スマートに聞こえてくる名字ではないか。

さて、本業の方は。
現時点で最後に三役を務めたのは、おととし2022年11月場所。
その前の場所に2度目の幕内優勝を飾ったあとの場所である。
それ以降は幕内上位から中位に位置づけてきた。

力強い突き押し(主にのど輪)から組み立てていく取り口は健在。
年齢に抗い続ける活躍は日々の稽古の賜物か。
自らのケガによる休場が、初土俵から20年経った今でも記録していないのは特筆もの。
(※公式記録の2休は、コロナ感染者と濃厚接触した可能性があるためで本人の意向による休場ではない)

まだまだ時に三役上位陣を煙に巻く力を秘めている。
そして、まだまだ若手力士の壁として立ちはだかる実力も。

温厚な人柄からサインや写真撮影には快く応じ「ファンサービスのいい力士」としても広く知られる。

敬愛なる幕内最年長
創設60年以上の老舗・片男波の至宝

あと8回寝ると訪れる夏場所に、玉鷲一朗は、東前頭9枚目・39歳6ヶ月で両国の土俵に上がる。

玉鷲といっしょ↓↓↓

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育盛 営業マン奮闘記

 あの育盛の近況が聞こえてきた。

今からさかのぼること10年前。
「すくすく育つように」と名付けられた育盛は、7月場所の新弟子検査直前まで体重63㎏の状態からおにぎり4個やうどん2杯、300ミリリットルの豆乳2本に、2リットルの水入りペットボトル1本半を飲み干して67㎏まで増量し、なんとか体格検査をクリアするという”伝説”を残したが、挑んだ前相撲は2戦2敗。(取組時間は一番相撲・1秒、二番相撲・2秒)と記録的な敗戦を喫した。翌場所、番付に名前が載ったと思ったら1番相撲は不戦敗となり、通算0勝1敗で力士人生に幕を下ろしたあの本名・田井雅人こと「育盛」である。

27歳と歳を重ね、紆余曲折の末に現在は「営業職」に就き1ヶ月が経ったそうだ。
何を扱っている会社なのか不明なのだが、出来高制・人材(経営者育成)の会社に入ったそうだ。実際に契約を取ったり奮闘中だという素晴らしい便りが発信された。職場の方からも評価され自信がついた明るい表情は凛々しく見えるとまで言ったら言い過ぎか。
最新の動画↓↓↓

相撲用語「3年先の稽古」に例えて、3年先から5年10年単位で成功したいという野望を内に秘めてると受け止められた。

これからも温かく見守っていきたい。

育盛を扱った3度目の投稿である。
過去の2回も貼り付けておきます。

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