翔猿に黒い噂が聞こえてきた

 人気力士・翔猿にパワハラ疑惑が。

報道されてる限りではこんな記載があった。
現在、翔猿の付き人をしている同部屋(追手風)の薩摩翔(初場所・西序二段22枚目)が翔猿からいじめを受け、(そのストレスで)側頭部と襟足辺りの髪の毛が大量に抜け落ちているというもの。
薩摩翔の画像です↓↓↓

以前にも付け人が4人も辞めているそうで、おそらくいじめに嫌気が差したものだろうか。
バラエティ番組に出演しているところを何回か見たことがあるが、機転が利き、ユーモア溢れる印象。
(何をしてくるかわからない)相撲っぷりが好きだし、(横綱大関を破ったあとの)殊勲インタビューの受け答えが楽しみで仕方ないと思わせてくれる力士である。

しかし、それはそれ。これはこれ。
徹底的に調査をし、真相を洗い出してほしい。
これが事実なら厳罰は必至。有耶無耶にしてはいけない。

今回のスキャンダルから平行して、翔猿の本性、性格的な一面が感じられた実際の取組がこちら。
昨年1月、横綱・照ノ富士戦。

ルールに反してないし、事実、相撲には足技が複数ある。
相手の弱点を突くのは勝負事の鉄則。
しかし、横綱が長年古傷として抱えている膝に(その事がわかりきっている)格下が足を飛ばすというのもなんだか。
照ノ富士がしばらく睨みつけた気持ちもよく理解できるし、翔猿側に立ってみれば勇敢に挑んだ、戦ったとも言えますが。
今のご時世の物差しで見ると・・・。と感じられる気がします。
(この一番に限って言えば)私は照ノ富士同情派でした。

翔猿関、今後の処遇・立場がわからなくなってきました。




今から目に焼き付けておこう!

 今年はどういう訳か2月2日だった節分。

昔から力士や親方もあちこちの神社にお呼びがかかる。

新鋭・安青錦も師匠の安治川親方と一緒に豆まきへ。

この動画は所属する安治川部屋に程近い江東区の宇迦八幡宮での様子です。
こちらに来る前には、豊川稲荷でも豆を巻いたとか。

手前勝手な妄想を膨らませれば、丸一年後にはどこまで番付を上げているのか
楽しみが止みません、この好青年には・・・。

他の動画では、目の前のお子さんにまとめて豆をあげている安青錦関を見かけました。

優しい!

松鳳山現る

 昨日、2020年初場所で幕尻優勝を果たし、23年9月に引退した元幕内の徳勝龍の引退相撲があったらしく、断髪式には元松鳳山が来場し、はさみを入れたそうである。
(当然)現役時代とは違う出で立ちだったが、この通り笑顔で現在の千田川親方をねぎらっていた。

焼肉屋経営は順調か。

写真右が元松鳳山
  左が元阿武咲 ↓↓↓

昨年6月に当ブログで紹介させていただきました!

反り技名人の最後の一番

 初場所千秋楽後(1月29日)に引退力士として発表されたのは9名。
中でもネットニュースにもなった海乃島(藤島)は、現役最後の大一番で痩身の体をフルに活かした大技で力士生活に別れを告げた。

14日目・元十両・朝乃若戦 たすき反り

ご覧あれ↓↓

両者には30㎏の体重差があったようだが、ものともせずに担ぎ上げた。
大学時代から対戦経験のあるライバルとも言えるであろう(学年は海乃島がひとつ上)朝乃若に勝ち、現役最後の場所を2勝5敗で終えた。

8年間の現役47場所中、幕下に在位すること35場所。
13時台によく見かけた理由を納得した。

藤島部屋の千秋楽パーティーで断髪式を行い、ちょんまげも切り落とされている。
今後は東京で就職する予定という。

海乃島 聖和
最高位:東幕下9枚目
通算成績:167勝150敗5休

宇良よ、いてくれるだけでいい。

宇良和輝

西前頭4枚目
7勝8敗で1月場所を終えた。

今場所も魅せてくれた。
楽しませてくれた。

初場所の宇良特有の機能と奇手、パフォーマンスをもう一度。

4日目・髙安戦 伝え反りの巻

相手に攻め込まれた時、腰を低く落とすようにしてしゃがみ込み、相手の膝あたりを両手で抱えて背中の方に投げ飛ばすようにして倒すこと
と、(伝え反りに関する)説明書きがあった。
で、振り返ると
炸裂3秒前の1:06あたりの何かを企んでるような雰囲気・オーラが何とも痺れる。

その辺の力士だったら、まず成し得ないし、取組の流れの中で思い浮かぶことすらないであろう大技をこの男は通算で3回も決めてるから仰天だ。

10日目・若元春戦 ファイティングポーズの巻

この日は押し倒しで敗れるも、途中、相撲という競技ではまず見られないタブーと言っていいくらいのポーズがあった(0:49から2秒くらい)これも戦略の一環か、ある種の陽動作戦か!?しかし結局は、若元春の前進を許し、伝え反りのような大技を仕掛けようとするも未遂に終わっている。

見た目は純朴
語り口は朴訥

取組前から勝負がつくまで、ここまで勝敗を超越した高揚感を与えてくれる力士は近年どれくらいいるだろうか。

(不戦勝を含めた)34の決まり手を操り通算359勝を挙げているこの好漢から、今後も目が離せない。