私の中の真打ち・安青錦。
対するは昨日の大の里、おとといの髙安を崖っぷちまで追い込んだ一山本。
一山本、強くて大きい突っ張りを安青錦に当てていくが、安青錦の大勢に影響はない。
ちょっとやそっとのことでは、微動だにしないその強靭な足腰はまるで土俵に根を張っているかのようにも見える。
安青錦も突き返しにいくその中で左が入り、一山本を組み止めて寄り切り。
昨日・おととい、強者2人を追い込んだ猛者を真打ちは沈黙させた。
明日・14日目は、新入幕・草野との一騎打ち!
(失礼ながら)毎日の相撲の展開が予期できなくなった大の里。
今日は安青錦と並ぶ2敗、幕内トップの琴勝峰。
不調の横綱・大の里をたじろがせることができるか。
琴勝峰にやや分があったか立ち合い、程なく(この一番の)基点となる左上手をひいた。
この上手を優位にして、大の里を振り回すかのように上手投げで土俵から出した。
横綱側に立ってみると、十分な形でもないのに強引に出過ぎた(手順も踏まずに)
いやぁ、この展開と結末は少しも予想できませんでした(琴勝峰関、申し訳ない)
連勝を「8」に伸ばした琴勝峰の明日は霧島。
4敗に後退した大の里の14日目は若隆景。
手こずりそうだなぁ、対戦成績は3勝2敗で大の里。
安青錦の明日の敵・草野。
昨日は若隆景に完敗を喫したが、これでめげなかった。
相手も2連敗していた霧島。
こちらも(大関復帰を見据えて)負けるわけにいかない。
心に期するものがあったのだろう、草野。
霧島の突っ張りにも応じてみせた。互いに左上手を引きがっぷり。
仕掛けたのは草野。引きつけてからの外掛けが決まった!
引きつけておいて霧島の自由を奪い、ふくらはぎ辺り足を掛けた。
これを喰ってはさすがに残せない霧島、仰向けに倒れた。
この草野もなかなかの相撲巧者か。
13日目が終わって、
2敗 安青錦 琴勝峰
3敗 熱海富士 草野
と、幕内力士だけで固められた。
いいのかわからない。
安青錦、信じてる!