なぜ?
どうして?
大の里3敗目の一報を知り、湧き上がってきた感情である。
動画で確認したところ、大の里はすぐに寄って出たが、玉鷲の左かいなが有効。
それでも構わず大の里が勝負を賭け、寄って勝負を決めにかかるが、玉鷲は残す腰があった。
土俵際の攻防は横綱の体がわずかに伸びていて、玉の突き落としを喰らった形になったか。
おとといの伯桜鵬戦での自爆から、昨日の髙安戦で少し立て直したかと思ったのが(今日の土俵で)勝ち越しすら決められず、40歳の手玉に取られた。
安青錦も両党だが、金峰山も両党。
すなわち、押し相撲も四つ相撲でも(両者)ござれである。
リーチの長そうな腕で(金峰山)突き放そうとするも(安青錦の)いなしにバッタリ。
安青錦、10日目での勝ち越し成る!
未だ(プロデビュー後)負け越し知らず!
「内容はよくなかった」と謙遜気味のコメントを残したそうだが、最終的にどこまで星を伸ばせるか、栄冠に近づけるかと一ファンとして(まだ全然早いのだが)そろばんを弾きたくなる。
一敗で幕内成績トップをひた走る一山本。
今日も隙を見せずに完勝、充実したいい内容。
突っ張りに連動する寄り(圧力)にはみなぎる自信が見て取れたか。
明日は髙安戦(好取組)
勝ち星を2ケタに乗せられるか、ここから(好成績がゆえに)厳しい道のりが待っているのか。
最後に草野。
勝ち越しを賭けて、また何とも厄介な相手と割が組まれた(宇良戦)
いざ、ふたを開けてみれば、草野主導で積極的な突き押しを見せた(決まり手は送り出して草野)
「次は2桁勝って三賞を取りたい気持ちがある」と勝ち越しただけで満足せず、次なる目標を明確に言い切ったという。明日は御嶽海。
これも目を離せない一番だ。