今場所の新十両は
東13枚目 宮乃風(中村)
東14枚目 三 田(二子山)
西14枚目 夢道鵬(大嶽)
の3名。
関取として記念すべき第1歩、初日の行方は。
番付順に宮乃風から。
現・師匠、嘉風と同じ日体大卒。
中村部屋、現役3人目の関取。
初日対戦相手は生田目(二子山)
生田目の鋭い出足をかわし切れず一方的に敗れた(押し出し)いいところなし。
続いて三田。
アマチュアでの実績が評価され、幕下60枚目格付出でデビュー。
5場所目で新十両に上がってきた。
狼雅と前出の生田目に続く、こちらも二子山3人目の関取。
対戦相手・大奄美(追手風)
70㎏近い体重差があるようだが・・・。
三田が低い姿勢から粘り強い押し相撲を展開。大奄美の右腕をたぐって送り出して初日勝利。
三田の立ち合いは一瞬、猫だましを見せたように見えた。
そして夢道鵬。
ご存知、納谷兄弟の四男。生まれ育ちは知るばかり。
生粋のサラブレッドとして期待を集めていたが、初土俵以来5年ちょっとで十両入り。
(こちらの相手は)ケガによる休場で番付を大きく下げ、幕下から出直しの北の若(八角)
夢道鵬、前に重心を置きながら着実に突っ張りを当てる自身の相撲で白星発進を遂げた。
注目の安青錦は、金峰山の強烈な突き放しを喰らい、相撲展開を打ち砕かれた。
(金峰山側から見れば)会心の勝利、作戦勝ちと言ったところか。
持久戦を制したのは王鵬だった。
大関・琴櫻との一番でもろ差しにされるも力強く応戦。回しを引いてない状態で琴櫻は勝負に出たが、そこに待っていたのは左からの肩透かし。大関の足も揃っていたか、見事に決まった。弟・夢道鵬と共にいろいろと今場所の話題を提供してほしいものである。
綱取りかかる大の里。
先場所不覚を取った若元春戦。
今場所の対戦は隙を見せずに文句なしの完勝。初日好発進劇を見せてくれた。
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