ウクライナの両雄、5月も気勢を上げられるか

 ウクライナ出身の2大関取、安青錦と獅司。

夏場所の新番付ではそれぞれ
安青錦 東幕頭9枚目
獅 司 西前頭11枚目
と自己最高位を更新。
気持ちを新たに、夏場所へ向けての調整は順調か。

近い将来の幕内土俵、角界を率いる一角になってほしいぐらいの両雄(願いを込めて)
ここまでの対戦成績は1勝1敗。今年に入って1月と3月、2場所連続で対戦している。

1月初場所12日目
番付:
獅 司 西十両4枚目
安青錦 西十両5枚目
背景:
1敗同士で、十両優勝を当時トップで争う2人の直接対決!

終始安青錦ペースで進行していたが、獅司も相手の動きから目を離さずよく見ていた。
安青錦が左の前みつ辺りを探ろうとしたところを?うまく突き落とした。

3月春場所6日目
番付:
獅 司 西前頭13枚目
安青錦 東前頭15枚目
背景:
新入幕の場所を2勝3敗でスタートした安青錦に、再入幕(リスタート)の場所を4勝1敗と対照的な滑り出しを見せていた両力士が中盤6日目に激突!

立ち合い直後に素早く掴んだ右下手を軸に、左上手も取る(安青錦)
投げを打ちながら足も連動させて獅司のバランスを崩し、半身にさせ、最後に押し倒した一連の動きには、かなりのハイセンス・早熟な技能者とでも言わんばかりにその相撲ぶりを感じた。

安青錦には、先場所終盤まで優勝争いに顔・名前が挙がっていた同等(それに近いくらいの)活躍を求めたい。
獅司には、その大柄(恵まれすぎた)体格を活かした更にスケールの大きい相撲を望みたい。

そしてこの両雄の直接対決は5月の東京で見られるのか。

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