金峰山の連勝「9」で止まった 2025初場所10日目

 貴景勝(湊川親方)は、阿炎の相撲を「手にセンサーがある。押すか引くかのタイミングが完璧」と評したそうだが、この一番に関して言えば、事前にこの戦い方でいくとある程度決めていたのでは・・・。つまり阿炎の作戦通り、読み通り。
金峰山の古傷(急所)にもろ手で起こし、そのまま「突き落とし」
あっという間、所要時間「1秒」で金峰山を全勝から引きずり落とした。
この大一番を見事に「阿炎ワールド」で決めてみせた。
金峰山、1敗に後退。今日(11日目)は大の里戦。ここから険しい山に登っていく。

王鵬は、鉄人・玉鷲を立ち合い突き起こす。逆襲に遭いかけたが左差しで吸収。そこから体を預けて寄り切り。
優勝争いを見据えると、既に上位陣との対戦を終えている「王鵬有利説」も聞こえてくるがどうなることやら。今日は阿武剋戦。ここまでの成績は凡庸だが、隅に置けない実力者である。

尊富士は、一瞬の変化で突き落としで一山本に勝った。なんだかあっさりしすぎて拍子抜けした。
※そのあと災難に見舞われたらしい。
取組前に巻いた塩が審判部長を務めていた高田川親方にかかったそうで、呼び出され説教を食らったそうである。取組後にはそんな不運もあったとか。

尊富士の今日は大栄翔と。この先、手練れの上位陣が手ぐすね引いて待っているのか。

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