今場所西前頭12枚目に番付される千代大龍(九重部屋)が、20日、引退を発表した。
最後の土俵となった碧山戦で「一発で持っていかれた」のが、決め手になったようだが、以前から抱えている糖尿病の不安もあったそうだ。
先場所後にも引退の申し出があったようだが、ここでは撤回し九州場所に臨んだが、碧山戦での敗戦で決意を固めた。
千代大龍 秀政(ちよたいりゅう ひでまさ) 34歳
本名 明月院 秀政
アマ5冠の経歴から鳴り物入りで九重部屋に入門。
最高位は西小結。
生涯戦歴は463勝483敗50休
あだ名は「下町ブルドーザー」
好きな言葉は「温故知新」
ユニークな言動とキャラクターで愛された力士の引退は、非常に残念ではあるが、力士としての限界、体のこと、家族のこと、総合的に判断したゆえの結論だろう。
今後は相撲界を去り、焼肉店開業を目指しているという。
第2の人生の成功を祈りたい。