復活の狼煙、照ノ富士と伯桜鵬 2024年初場所初日

 2024年初場所が今日から幕を開けた。

どこから行こうか、昨日も取り上げたが3場所ぶりに帰ってきた伯桜鵬から。
(ブランクを作った)左肩の手術に影響はないか、順調に回復しているのか、いろいろ試され注目集める再起の一番だったが矢後(押尾川)戦。
途中まわし待ったをはさんだ長い相撲。左四つがっぷりとなる熱戦だったが(矢後も得意とするスタイル)最後は右からの上手投げで切ってみせた。本人は反省しきりだったというが、まずは白星発進、次につなげたい。

休場明けと言えば、照ノ富士(横綱)もそう。
力士生命がかかっている状態で臨む初日・宇良戦。
立ち合い、宇良に浅いもろ差し気味になられたが、前へ出ることで距離を封じ強烈な左おっつけ(極め)で宇良を吹っ飛ばした(押し出した)結果オーライで良かったのだが、横綱らしいどっしりとした落ち着きや風格はそれほど感じなかった(そこまで求めるのも酷だが)一日一番、勝ちながら感覚を戻してほしい。

自己最高位・西前頭筆頭まで躍り出た熱海富士は大関・豊昇龍に敗れて黒星発進。
熱海富士、左上手を引くもののもろ差しを許し、右からの下手投げを打ちながら左手で熱海富士の右膝を押さえ、隙を与えず勝利を手繰り寄せた(豊昇龍)がっくりと天を仰いだ熱海富士。悲観することはない。明日は貴景勝。

横綱大関(関脇)まで白星スタート。
明日はどうなる、波乱が起きるのか。

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