先日、貴乃花のネットニュースを見かけた。
内容は、これまでの相撲人生、マスメディアとの向き合い方、現在の生活、元弟子への思いなどが書かれてるインタビュー形式の投稿だった。
「今でも相撲を愛しています。私のときはハワイ出身の曙さんや武蔵丸さんがいましたけれど、今はモンゴル出身の力士たちがいる群雄割拠の時代。そこに、日本出身の横綱がいてほしいです。外国出身の横綱が数人いたとしても、この国でお米を食べて育った人が横綱として一人いるだけで、団体の骨格は保たれる気がします」
このコメントが非常に強く印象に残った。
素晴らしい相撲への敬意あふれる言葉である。
貴乃花を語る上で、よく語り継がれる言葉が
「不器用」「孤独」「真面目」「純粋」「真っ直ぐ」
などが浮かんでくる。
特異な家庭環境が故の、
普通の青春、人生経験が人並みに送れず、人間が卑屈になった向きができてしまったのか。
あの退職劇は人間関係の複雑な摩擦から生まれたものなのか、理不尽な部分も大いにあったろう。
角界と袂を分かつこと5年。
(本人の立場になって)今、思い出しても・・・、という感情が一人の人間として、数え切れないほどあるはずだ。
そんな思いをそっと心の中にしまい、とめどもない相撲への熱い想いを口にする貴乃花光司。
現在は、タレントや絵本作家として活躍されてるそうです。
このCM、よく見かけましたね。
いつの日か、何らかの形で相撲に関わってほしいが、叶わぬ夢か。