髙安の大仕事など見どころ満載 九州場所6日目

 元大関・髙安が大仕事をやってのけた!
全勝の大関・豊昇龍を小股掬いに仕留め全勝から引きずり落とした!

髙安は今場所東3枚目で初日から3関脇、3大関との順で取組を重ねてきた。
一方の豊昇龍、昨日の立ち合いの件で相当批判や非難を浴びて、一日経った今日はどんな相撲を見せてくれるのか。
(お互い見合っていたが)豊昇龍は今日も立ち合いに積極的ではなかった。
立ち合いから両者突っ張りの応酬(髙安にちょっと触れてしまい)伊之助がまた土俵下に転落しそうになったが、両者左差し、豊昇龍が頭をつけなから強引に小手に振った。これは失敗に終わり、逆に体勢が悪くなったところにスパッと髙安の小股掬いが決まった。

ちょっと焦ってたのかなぁ、強引すぎましたね。
「しまった!」というかショックからなかなか立ち上がれなかった豊昇龍。
昨日の件を全く引きずってないことはなかったと思うが、切り替えてまた明日は阿炎と。

琴ノ若は悪い流れから形勢逆転して勝利を呼び込んだ。
北勝富士の強い当たり激しい突っ張りから土俵際まで押されるも、ここを凌いで逆転勝ち。
相撲に柔軟性が出てきたというか、ちょっとやそっと土俵際に詰まっても打開できる逞しさのようなものも備わってきたか。

熱海富士に土がついた。今日の対戦相手は佐田の海。
この一番は佐田の海がベテランの味を見せた。
佐田の海が立ち合いすぐに左上手を取り、この上手を最後までうまく活かした。
上体を低く、自らの腹も利用して寄り切り。熱海富士に何もさせなかった。今日はベテランにしてやられたか。

・豪ノ山が大関戦初勝利。(この一番に限って言えば)次元が違うぐらいの圧力と突っ張りで、大関・霧島を沈めてしまった。
・大の里、連敗はしなかった。回しを引かずに大丈夫かなと思ったが、時疾風に体を預け押し出した。
・先場所の三段目優勝・今場所東幕下11枚目の北磻磨は、元幕内の矢後(押尾川)を引き落としに破り3連勝!今場所も勢いが止まらない!明日も出場するようだ羽出山(玉ノ井)戦。

幕内全勝は琴ノ若と一山本のみ。


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