前々回の当ブログで、照強の「足取り」について少し触れたが、今日はここに焦点を当てる。
足取り・・・相手の懐に潜り込み、相手の片足を両腕で抱え、体重をかけて仰向けに倒す技。
とあった。
この取組は、おととしの5月場所初日 序二段 大翔-千代太陽 の一番である。
最初から狙っていた感はあるが、自分よりも大きな力士を鮮やかに倒した相撲。
※現在の千代太陽は97㎏。三段目で活躍中。
※大翔は現在138㎏。序二段に在位している。
~炎鵬の足取り~
炎鵬も華麗な足取りを見せている。
この相撲もおととしの3月場所の初日、対 千代ノ皇戦。
思い切りいなして距離を作り、下にもぐって足取りを決めてみせた。
過去にこの「足取り」で15勝を稼いでいる。
「令和の牛若丸」も今年の夏場所中に脊髄損傷の大ケガ。自力で立てない寝たきり状態にまでなったそうだが、徐々に回復。実戦稽古を再開し、序二段力士を相手に13連勝したそうだ。初場所の出場に関しては、まだ未定で慎重な姿勢を崩さない。完全復活は、いつの日か。
決まり手・足取りとは、小兵が大柄力士に対してとか、平幕力士が(圧倒的不利と言われる)横綱大関に対して決まると映える技である。