藤島部屋期待のホープ、富士の山

 元大関武双山が師匠の藤島部屋。
両国からも程近く、住所は荒川区東日暮里。
最寄り駅は山手線鶯谷駅より徒歩6分のところ。

現在、関取は2人。
武将山 虎太郎・・・(西前頭16枚目・1場所で幕内返り咲き)

藤星雲 龍輝・・・・(東十両6枚目・新十両で見事勝ち越しを決め、十両2場所目)

この2人に続けとばかりに、幕下上位に躍進してきた若者がいる。

富士の山 優斗である。

最新番付では、西幕下13枚目。
静岡県富士市出身。 今年初場所(1月)から四股名を本名の鈴木から富士の山に変えた。
愛する地元の意を込めたであろう簡素な力士名には高く・大きく・雄大・壮大に生きる・目指すなどの願いが注ぎ込まれているのか。

経歴を簡単に振り返る。
小学校4年から相撲を始め、わんぱく相撲全国大会3年連続で出場、6年次にはベスト8まで進出。
中学では柔道部に活動しながら、相撲道場に通っていたそうなので、この頃は二刀流で活躍していた。
高校は沼津市にある飛龍高校(OBに翠富士・熱海富士・熱海富士妹(女子相撲で活躍))に入学、全国大会・高校総体で活躍した。
高校卒業を待たずして、中学2年時に稽古をする機会があった藤島部屋に入門を決意。

今年から改名したこのシンプルな四股名と押し相撲で関取射程圏内に登り詰めてきた。

藤島部屋現役3人目の関取誕生なるか、十両昇進へ向けて待ったなしである。

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