翔猿、横綱大関4連戦のあとを振り返る

 今場所の翔猿(東前頭2枚目)は(番付上、仕方ないことではあるが)初日からの4日間、横綱大関戦が続いた。そこを3勝1敗で乗り越え好発進。
引退した横綱照ノ富士に本割で引導を渡したのは、他でもないこの翔猿正也である。

さて、その後は。

5日目・宇良戦
人気力士対決は土俵際の攻防になり、すんでのところで叩き込みが決まって勝ったのは翔猿だった。土俵下、芸者さんが座ってる辺りのところに突っこんでいく形になった。

6日目・王鵬戦
早い動きで揺さぶりたいところだったが、王鵬が翔猿の動きを見ていた。
王鵬が6連勝とした一番。

7日目・正代戦
正代が終始攻勢だったが、強引気味に放った小手投げがすっぽ抜けて翔猿が逆転勝利を拾う。

8日目・阿炎戦
終始、攻め立てるも阿炎の右いなしで形勢逆転、押し出しに敗れる。

9日目(今日このあと)若元春戦を控えている。

負けた王鵬戦(6日目)と阿炎戦(8日目)では取組直後に苦笑いを浮かべていた(笑)
なんで負けたのに笑うんだろうなといつも思う。
でも、そういうキャラクターなんですね、彼は。

勝ち負けを超越して翔猿を(今場所)最後まで楽しもうと思います。



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