石崎涼馬の十両入りはほんの僅かなところで取り逃した。

幕下筆頭で3勝4敗だからその夢なんて叶うはずもないのだが、14日目の7番相撲(風賢央戦)で、8割は掴みかけていたであろう新十両入りを逆転の突き落としを食らってしまい、惜敗。関取昇進持ち越しとなった。
まぁ、要するに相撲に勝って勝負に負けた、と。
流れと出足は良かったが(最後のひと押しのところで)若干、足が揃い気味で上体が伸びてしまい、正確に圧力をかけらなかった。風賢央は俵伝いではあったが、少しの余裕と余力があったか。
その風賢央戦↓↓↓
たらればの話をする。
この一番をものにしていれば石崎自身が新十両だったと思うし、貴闘力四男の昇進はなかったかもしれない。逆に言えば風賢央が負けていれば(この時点で)負け越しで状況次第では・・・、なんてこともあったのでしょうか。
勝敗が決する以前に、そういう(入れ替え戦的)意味合い込み・含まれての割だったかもしれませんが。
残念ながらプロ入り後、初の負け越しを喫してしまった朝紅龍弟。
この見えない高くてぶ厚い壁を乗り越えられるか。
乗り越えられずに角界を去っていった者も多くいるし、もちろん乗り越えて栄光を掴み取った者も多数存在する。
力士として身体的に恵まれてるとはとても言い難いが、プロ入り前に教員にまでなった英知で関取昇進の夢を果たせるか。
目安として2~3場所以内で吉報を待ちたい。
石崎兄弟が近い将来幕内上位を席巻してほしいところだが。
「崎」の字の一文字前は「岩」でなく「石」です。
念のため。