玉正鳳、夏場所の戦い

 十両2場所目を迎えた、西十両11枚目「マンちゃん」こと玉正鳳 萬平(片男波)
毎日、懸命の土俵を送っている。

ある時は四つ相撲、ある時は変化、ある時は(部屋事情から)付き人と、八面六臂に「力士
職」を全うしている。

そんな玉正鳳の「厳選・夏場所好取組」

初日・英乃海(木瀬)戦
当たってすぐに左に回り込む玉正鳳。右下手から左上手、そこから引きつけて寄り切り。
正攻法の取り口でまずは初日飾る。が、取組直後に足がカクンとなっていたが、あれは大丈夫だったのか。

5日目・志摩ノ海(木瀬)戦
もろ手突きの玉正鳳、右差し左上手から寄り切り。
付け入る隙を与えない速い相撲で制した。

6日目・千代の国(九重)戦
こちらもスピードあふれる一番。
右上手・左のど輪で元前頭筆頭を押し出し、会心の相撲。

7日目・對馬洋(境川)戦
立ち合い、もろ手からの引き落として玉正鳳の勝ち。
思い切りと決断力と行動力のスピードで勝利をつかんだ。

動画がなくて字面だけだと伝わりにくい部分もあるが、好調の要因としては、

⒈軽量を自覚し、スピード勝負を実践していること(それが概ねできてる)
⒉土俵際の攻防に足腰の良さを生かせてること

ですかね。

前半戦を6勝2敗の好成績で折り返す。

後半戦はどんな展開が待ち受けているのか。

好漢・玉正鳳の動向を見守りたい。


絆を大切に↓↓↓

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