横綱・照ノ富士、残念ながら今場所も休場だ。
相撲協会に提出された診断書には、
「両変形性膝関節症、糖尿病で加療を要する」とあったそうだ。
この判断は賢明だろう。
イヤというほど、膝には苦しめられてきた。
序二段まで陥落を味わったのも、膝のケガからによるもの。
いつだって、特注装具が取り付けられたサポーターをして土俵に上がった。
耐えに耐えて、横綱まで上り詰めた。
力士でなくても、膝は人間の体の要所である。
ここは焦る必要はない。じっくり時間をかけて治すべきだ。
しかし、「横綱」という肩書を背負っている以上、次に出場する時は、力士生命をかけて挑む場所になる。
それと、個人的には後半部分の糖尿病という漢字3文字・病名も非常に気になるところだ。
~貴景勝、初日翔猿と対戦~
綱とりかかる大関・貴景勝は小結・翔猿との初日。
ここ2場所連続で負けている相手との対戦。
その2番を振り返る。
大関が確実に突いて出て、自分のペースに持ち込み、初日を飾れるか。
翔猿が持ち前のスピードで、貴景勝をかく乱することができるか。
17時50分過ぎの対戦が楽しみである。