比類なき大の里の絶対安定 2025夏場所8日目

 大の里、爆進中。
本割りを迎える前に同じく全勝できていた伯桜鵬が敗れ、唯一の全勝力士として中日の土俵に立った。相手は平戸海。思いっきりぶつかっていくも、すぐさま圧力の餌食に。押し出して大の里、無傷のまま明日からの折り返しに入る。
前2場所が10勝・12勝(決定戦を制して優勝)と抜きん出た強さという訳ではないが、今場所は加えて抜群の安定感がある。勢いを止められる者、揺るがせる者はいるかなぁぐらいに思えてくる。一日一番、明日は宇良戦。

安青錦はいつもより丁寧に突きたてながら、慎重に翔猿の動きをよく見ていたのであろう。
引いてのど輪で起こして、最後は送り出し。おとといの正代戦を見るような詰めだった。今日もレベルの高い相撲をありがとう!明日の千代翔馬戦に勝ち越しを賭ける。

若隆景もノッている、というか安定している。(昨日、左手の指を負傷したであろう)王鵬が放ったやけ気味の引き?はたき?のタイミングにつけ込み、寄り倒しで1敗守った。
膝の大ケガで幕下まで陥落した2年前を思えば、劇的に復活し、場所を引っ張る存在にまでなっている。

三段目からの出直しとなった米沢龍(境川)がストレートで勝ち越しを決めています。

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