春場所の活躍を受け、時疾風が参上致します!

 時疾風が自身幕内4場所目で初の勝ち越しを記録(幕尻・東18枚目)
千秋楽に元大関の霧島に敗れて10勝5敗に終わったが、最後まで優勝争いの一角として存在を示した。

獲得に至らなかったが、三賞候補にも名を連ねたほど。ここをもうちょっとつつけば、千秋楽取組前に出された条件として(優勝した場合)殊勲賞(15日目・霧島戦に勝てば)敢闘賞の可能性も残していた。

9日目から怒涛の6連勝を記録。
(目に留まった取組として)春場所を盛り上げ、互いにしのぎを削った美ノ海戦の休むことなく攻め続け、右上手を軸に寄り切った相撲。

(時疾風から見て)随分と体格差が感じられ、攻略まで持っていくのに手間がかかりそうな竜電戦で見せた、完全に胸が合いがっぷりからのすくい投げなんてよかったな。
流れの中から生まれたすくいなげとしか言いようがないが、小柄が大柄を切って落とした爽快な一番だった。

時津風の系譜を受け継ぐ東京農業大学卒。
今場所の活躍を足掛かりに、疾風怒濤の活躍といきますやら。
宮城県栗原市出身、28歳。

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