昨日(6日目)終了時点で全勝は錦木一人。
一敗で6人が追う展開で迎えた7日目。今日も激しい星の潰し合いがあった。
琴ノ若ー錦木
何と言うあっ気なさだ。琴ノ若が右を差しそのまま寄り切った。
錦木左から強引に小手に振ろうとしても、琴ノ若の圧力と勢いに飲まれるように寄り切られた。全勝(無敗)がいなくなる。錦木のこれまでの良さがかなりかき消されるような、今日の相撲っぷりだった。
豊昇龍ー朝乃山
大関獲りのかかる3人の中の豊昇龍、今日は元大関・朝乃山を迎え撃つ。
立ち合い右差しから前に出る朝乃山が寄って出るも、豊昇龍は左四つ右上手の形になる。
続けざまに強烈な投げを繰り出すも朝乃山は残した。寄り返されたところで上手投げがズバリと決まり1敗を守った。
豊昇龍らしい叔父・朝青龍の如く(いい意味での)荒々しさが昨日・今日と見られた。
明日は宇良。これも楽しみだ。朝乃山は今日に関しては何か突きつけられるような負け方になったが、まだまだ色褪せない。8日目(明日)は大栄翔戦。立ちはだかることができるか。
北青鵬ー玉鷲
昨日(6日目)の宇良戦では、棒立ちスタイルで場内を大いに沸かせた「令和の曙(北青鵬)」今日(7日目)は、38歳でも第一線で活躍し続ける人気力士・玉鷲との対戦。
もろ手突きの立ち合い、強いのど輪で北青鵬をのけぞらせながら、両まわしをしっかりと引きつけて文句なしの寄り切り。玉鷲も1敗を守った。
・4日目から途中出場している霧島。初日から6連敗中の御嶽海にいいところなく、あっ気なく敗れ2勝3敗2休と苦しい星勘定だ。
・新入幕同士の一戦、豪ノ山ー湘南乃海は、はたき込みで湘南乃海。豪ノ山連敗。
・もう一人の新入幕、伯桜鵬は今場所ここまで好調な感じの遠藤をスピードと迷いのない取り口で寄り切りで完勝した。
名古屋場所・幕内は全勝力士がいなくなり、一敗が
豊昇龍・錦木・玉鷲・北勝富士となっている。
混沌としているが、まだ8日間名古屋場所は続く。