来たる春場所、所要1場所での新十両昇進を決めた落合(宮城野)
有り余るポテンシャルは、相撲だけではない。
相撲も強くて、ユーモアもある。
落合のwikipediaにも書いてあった。
師匠の宮城野は「本当に相撲を知っている」と絶賛する一方で「私のモノマネなんかもやったりします」と意外な一面を持つことを明かした。 と。
どれだけ相撲ですごいかって、次の通り。
鳥取城北高校時代に2年連続高校横綱タイトル獲得。
卒業後、父親の会社である「有限会社野田組」に所属し、実業団横綱を獲得。
元横綱白鵬・宮城野の誘いがあり、宮城野部屋に入門した。
2022年度の実業団横綱であるため、幕下15枚目格付出でデビューとなった。
2023年1月場所の活躍は周知の通り。
お披露目となるはずの、2日目(デビュー)の王輝戦は、不戦勝。
4日目・中卒叩き上げの瀬戸の海(高田川)をすくい投げ。
6日目・明瀬山、7日目大成龍と元関取撃破。
9日目・時疾風、11日目・颯富士(元高校横綱)と元アマチュア上がりの強豪に連勝。
13日目・風賢央を突き落として、7戦全勝優勝を決めた。
幕下15枚目格付出力士としては、2006年5月場所・下田以来の史上2人目以来の快挙。
1月25日の番付編成会議で、3月場所の新十両昇進が正式に発表されたのであった。
春場所では、どんな旋風を巻き起こしてくれるのか。
あるいは猛者たちからの洗礼を浴びるのか。
宮城野部屋所属・落合哲也から目が離せない。