安青錦の驚異の粘り 他、見どころ満載! 2025名古屋11日目

 安青錦のしぶとさ(体の柔らかさ)は元々、生まれつきのものではないように思える(根拠のない直感だが)やはり、ここまで積み重ねてきた血と涙と汗の結晶ではないかとお世辞抜きに思う。
阿炎の張り差しをかき消すぐらいの安青錦の立ち合いスピードと圧力。
互いに頭を付けあったが、阿炎が仕掛けた。
引いて叩いたが、安青錦落ちない土俵に手をつかない。
並の力士だったらこの術中にはまるだろうが、堪えた体勢から寄り切った。
日ごとに変動する成績上位者。
この先、安青錦にはどんな展開が待ち受けているのか。明日は玉鷲。

大の里は最後(神がかり的な)馬力の違いを見せつけ、11日目にして勝ち越した。
霧島はスパッともろ差し。またとないチャンスを迎えたが、横綱も右上手だけで支配する。
大の里の上手投げには耐えたが(霧島)支える左足に踏ん張りが効かず、大の里が上手ひねりでこの相撲を制した。やっぱり伊達じゃないですね、いざという時の底力は。

ここまで幕内成績トップの一山本、今日は髙安戦。
関門の始まりか。
立ち合いかち上げを見せた髙安だが、一山本も怯むことなく突き返し応戦。
一山本が髙安を土俵際まで詰めたが、流れの中で髙安の右が入った。
その体勢から下手投げを一閃。一山本をひっくり返した。
しかしこの取組に関しては、一山本の精一杯・一生懸命さが印象として焼き付いた。
結果がついてこなかっただけ、前を向こう。
明日の一山本、いよいよ横綱に挑む。

新入幕。どこまで躍進なるか、草野。
2敗同士の好取組、対するは元大関・御嶽海。
草野が左上手、右は御嶽海のもろ差しを拒むかのような強烈なおっつけ。
(草野が)体を開いて衝撃の上手投げ!
御嶽海を裏返した。元大関に堂々な相撲っぷり!
明日は調子を取り戻しつつある若隆景戦。

優勝争い、全く見えないわからない。

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