安青錦、届かなかった優勝 2025名古屋千秋楽

 最後に笑ったのは、琴勝峰。
直ちに今日の事実上の結びを振り返る(安青錦戦)
当たって
起こして
突き落とした。
この3段階に集約される訳だが、安青錦が阿炎戦辺りまで見せていた(ただでは負けない)強靭な足腰が機能せず、あっさりと土俵に這ってしまった。昨日の草野戦でもそう見えた。やはり、最終盤どこか痛めていたのか(力士全員何かしら大小抱えているが)優勝争いのプレッシャーで心身ともに疲れていたのか(これは琴勝峰・草野にも言える)
対する琴勝峰。
最後は驚異の10連勝で決めたが、振り返ると終盤11日目の隆の勝戦から、出足とスピード、状況判断的なものが冴えていたのかなと思う。結果として、前回の優勝争いをした経験が活きていた。
好素材・将来の大物と言われて久しいが、今後大きく花開くか。
来場所以降も楽しみな存在である。

幕内優勝を目前で見せつけられた形になった新入幕の大健闘を見せた草野。
勇躍、元大関に立ち向かっていったが、髙安がそれを許さなかった。
的確な突っ張りを胸と顔面に当てられ、最後まで中に入れず。
突き出しに敗れ、今場所11勝4敗に終わる。
しかし、好成績と頑張りを評価され敢闘賞受賞。胸を張ってほしい。
近い将来、必ず脅威となる存在だ。

大の里は、悪癖の引きや叩きが見られなかった。
右差しから一気に寄り切り。
(こういう感じ)圧力をかけながら前に出れば、まず負けない。
新横綱11勝は是か非か。
(振り返ってみると)やはり悪癖を徐々に修正してもらうことが最重要課題か。
欲を絶つとでもいうか(一番厳しく、難しい課題だが)
取りこぼしも少なくなり、批判や非難が減るはずだ。

今場所は執拗なまでに安青錦推しで通しましたが、優勝の夢かなわず。
まずは、ゆっくり休んで疲れを癒してほしいです。
来場所以降も変わらず注目していきます、もっと大きな存在になれるはずなので。

今場所も当ブログをご覧いただきありがとうございました。

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