大の里と尊富士の完勝劇と王鵬の殊勲

 今場所もここまで幕内優勝経験者が幕内と十両の土俵を牽引している。
幕内 大の里
十両 尊富士
(十両は千代翔馬も無敗で頑張っている)

大の里ー正代戦
立ち合い、早く強くこの時点で正代を制していた。
もろ手突きからかなり強烈そうな左おっつけで、土俵の外に放り出すかのように押し出し。
(この一番だけで言えば)元・大関とは肩書きばかりで霞んで見えたぐらいに、大の里が圧倒していた(正代関、失礼)7日目は平戸海。これも面白い一番だ。

尊富士ー碧山戦
実力者・古豪、幕内在位71場所の碧山に対して、突っ張りを数発受けても、慌てず焦らず臆せず、あてがうように前へ出て碧山が引いたところを押し出し。こちらも隙がなかった。
7日目は剣翔。

王鵬が2日連続で大関連破。
(負けが込んでいる)豊昇龍のメンタルが充実していないのも敗戦の一因かもしれないが、王鵬にもろ差しを許して焦ったのか、掛け投げも重心が崩れていたように見えた。体の柔らかい王鵬、少し余裕があって残したと思う。すくい投げで今日も大関狩り。
眠れる獅子よ、そろそろ起きようか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語文字列規定値未満エラー時に表示される文言