名古屋に賭ける・大青山(荒汐)

 荒汐部屋、現役3人目の関取の誕生なるか。

大青山(だいせいざん)が東幕下2枚目として大勝負の場所に挑む。

力士になってたったの2年半。
中国内モンゴル自治区フフホト市出身の24歳。
中学2年生の時に初来日し、白鵬杯に中国代表として出場したことが相撲転向へのきっかけ。同郷出身蒼国来の紹介で静岡・沼津市の飛龍高校(熱海富士・翠富士の母校)に相撲留学し、高校卒業後は荒汐部屋の研修生になった。
※大青山の父と蒼国来はレスリングの先輩後輩という間柄だそうである。

おととし9月、場所前の稽古で右手首を骨折して2場所連続全休のブランクで番付を大きく下げたが、復帰後負け越し知らずで一気にここまで駆け上がってきた。
研修時に日本語学校やスポーツ専門学校に通ってしっかりと教養を身に着けてるというのだから感心である。

さて相撲の方は。
得意技として、押し・右四つ・寄りとあった。
動画で見る限りでは、立ち合いは突っ張りで仕掛け、右四つに組んでいくという流れが持ち味・彼のスタイルなのでしょうか。

ここまでの通算成績・62勝22敗14休というのだから恐れ入る。
この62勝22敗の内訳は
6勝1敗 7回
4勝3敗 5回
という驚異的なもの。

191cm・156kgという恵まれた体格・スケールの大きさに前途を期待したくなる。

一世一代の大勝負がかかった今場所。
関取(栄光)行きの切符をその手で掴み取れ!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語文字列規定値未満エラー時に表示される文言